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実現しそうにない、10のSF的科学技術

2012年08月22日 | 世界びっくりニュース


 SF映画や小説、アニメ、漫画などに出てくる未来の世界のすんごい装置や武器。あんなこといいな、できたらいいなと想像するのは楽しいけれど、将来的に実現可能なのか? パワードスーツ、テレビ電話、人工知能など、実現したものも多々あれど、これはちょっと無理じゃない?という10のSF的技術が海外サイトにて解説されたので、見てみることにしよう。

ソース:10 Futuristic Technologies That Will Never Exist

1.ライトセーバー

 原理的に光線(ビーム)は遮断されるものが無いかぎり永遠に伸びるので、ライトセーバーのように一定の長さで止めることはまず無理であろう。また光線同士は互いにすり抜ける性質を持っている為、剣のような打ち合いができない。また、ビーム本体の熱は、かなりの高温となる。持っている手は溶けてしまうほどなので実現不可能であろう。


2.人間テレポテーション

スター・トレックでは、宇宙空間で、人間がテレポテーションしていた。量子テレポテーションは実験室レベルでは実証されている。しかし、膨大な距離を超えて光子のペアが生まれるのと、人間の体すべてをテレポテーションするのは別の話だ。更に、スター・トレックのテレポテーションは「破壊的なコピー」を含んでおり、 ソースとなる人間が消失する必要があることを意味する。もしテレポーテーションが実現可能な場合でも、それが自殺マシンになってしまう問題が解決されていない。単純に考えて、テレポーテーションにかかる物理的及びエネルギー的な要求量は実現不可能である。そのシステムは瞬時に、スキャンと記録と、人間の体を再構築するための10の45乗バイトの情報全ての中継と読み取りを行える必要があり、 目的地にデータを送り届け、最後に一分子の漏れなく完璧に人間を再構築しなければならないからだ。


3.タイムマシン

 アインシュタインの理論によると、概念的には「ワームホール」が空間と時間の 2 つの異なる領域を接続できることを示唆しており、タイムマシーンを作り出せるされる可能性を示している。だが実際にはかないそうもない。物理学者の加來 道雄によると、まず我々は全ての星々やブラック ホールのエネルギーを抽出する必要がある。そこではワームホールの固定とそれに対する出口(もしくはワームホールの入り口)を確定し、旅行に向けてそれらを開けたままにしておくことが必要である。「祖父のパラドックス」はあなた自身の祖先を殺す任意のテクノロジが存在できないことを示している。なぜならそれは宇宙の法則を打ち破るからだ。しかし、それよりも更に考慮すべき難解なパラドックスがある。タイムトラベラーは全て未来からやってくるのだろうか?


4.超光速航法

超光速航法は、宇宙船が光速を超える速さで航行するための技術。タイムトラベルとは異なり、少なくとも幾つかは実現可能な科学技術が背景にある。宇宙は測定される線形プロセスに逆らって最大スピードで構築されており、物質と情報を伝播している。アインシュタインの相対性理論によると、物体の相対論的質量は速度が上がるに従って増加し、光速において無限大となる。このため、単純に加速を続けても光速に達することも、光速を越えることもできない。


5.世代宇宙船

相対性理論に従う限り宇宙船は光速を超えられず、他の恒星系へ行くには数十年ないしそれ以上の時間を要する。そこで都市あるいは国家に匹敵する人口を収容可能な、それ自体居住空間としての機能もそなえた巨大な宇宙船に大人数で乗り組み、船内で子供を産み育て、初代乗組員の子孫が目的地に到着するのである。世代宇宙船はコストや時間を度外視すれば理論的には実現可能である。ただ問題点として、地球から遠く離れ数世代を重ねて航行する世代宇宙船の乗組員たちが、地球人としてのアイデンティティーや、第一世代の持っていた目的意識を継承し続けることは難しい。


6.重力シールド

重力子を放出させ、空間を局所的に弯曲させる事によって、物理的な力に対して強力な反発力が発生する力場が形成し、宇宙塵などが直接船体にぶつかることを防ぐ為のシールド。物質にある基本的な性質を無視している限り、このシールドはサイエンス フィクションの領域内である。


7.パーソナル・フォース・フィールド

個人を防御する力場、パーソナル・フォース・フィールドは、宇宙船のフォース・フィールドとはまた別の問題が発生する。フォース フィールドはエネルギーを吸収もしくは受信することだが、エネルギーがシールドを透過するのを防ぐためには、それと等しい量、もしくそれ以上のエネルギーを外部に放出しなければならない。人間自身から発信するパルスは、あまりに弱すぎるし、人間は電気的に中性である。また、強力なシールドを有する人を包む装置をなんとかして開発できた場合でも、内側の人が焼け焦げない保証はない。ただしフォース フィールドの方位を各方位に設置することは可能だろう。


8.人間冷凍保存、解凍

我々は、いつか必ず冷凍保存された脳を生き返らせることができると信じている。しかしながら、この技術を実現させる為には、情報理論的な脳死”と呼ばれている事象を避けるために、脳が完全に保存されている必要があるということだ。簡単に言えば、細胞への多大な損害があるなら、完璧に戻す方法はない。そして、残念なことに、実質的に、今日まで行われたあらゆる人体冷凍保存実験では問題を生じている。


9.精神転送(精神アップロード)

私たちの記憶を コンピューターに移し替えることに可能性はあるものの、意識(精神)を移し替えることができるかどうかは未解決の問題である。ロボット工学を使った身体に精神をアップロードすることは、人工知能の目標の一つとされることもある。この場合、脳が物理的にロボットの身体に移植されるのではなく、意識を記録して、それを新たなロボットの頭脳に転送する。今のところ精神の状態を複製できるほど精密に記録する技術は無く、またコンピュータ上で精神をシミュレートするのにどれだけの計算能力と記憶容量を必要とするかも分かっていない。


10.惑星の不死

どんなに我々の技術が高度になっても、生あるものは死を迎える。それは我々だけでなく、宇宙もしかり。我々が無限のデータ処理の公式を生み出したとしても無理であろう。我々の子孫は、宇宙工学プロジェクトを駆使して、地球の滅亡を食い止めるべくブラックホールのパワーにタップするかもしれない。しかしながらどんな対抗策を練ったとしても、宇宙の熱的死を避けることはできないであろう。


☆夢の無い話やおまへんかいな!