保健福祉の現場から

感じるままに

障害者雇用対策

2024年08月29日 | Weblog
障害者雇用対策(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/index.html)について、R6.8.28「「障害者雇用分科会における2023年度目標の評価について(案)」に対する意見の募集について」(https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&Mode=0&id=495240143)の「障害者雇用分科会における2023年度目標の評価について(案)」(https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000278694)p5「2023年度のハローワークにおける障害の種類別・部位別の新規求職申込件数・就職件数・就職率」では精神障害者の新規求職申込件数・就職件数が身体障害者、知的障害者に比べて大きく伸びている。「障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について」(https://www.mhlw.go.jp/content/001064502.pdf)の「一部の週所定労働時間20時間未満の方の雇用率への算定(令和6年4月以降);週所定労働時間が10時間以上20時間未満の精神障害者、重度身体障害者及び重度知的障害者について、雇用率上、0.5カウントとして算定できるようになります。」とあり、さらに伸びるであろう。一方で、R6.7.1CBnews「障害者雇用、合理的配慮に関する相談が14%増加 労働局長による援助の申し立て、受理件数9倍」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240701151147)の「合理的配慮の提供に関する相談内容としては、体調に波があるなどの障害特性について「上司や同僚の理解を得にくい」(26.1%)が最も多かった。」とあり、障害特性を理解した上での合理的配慮が欠かせないように感じる。なお、国立精神神経研究センター「こころの情報サイト」の精神保健福祉手帳(https://kokoro.ncnp.go.jp/support_certificate.php)では「ストレス関連障害」も対象となることが示されているが、「適応障害や不安障害(パニック障害)、PTSD、自律神経失調症など」(https://shogai-home.com/anxiety-2.html)が明記されても良いように感じる。ところで、「障害者雇用分科会における2023年度目標の評価について(案)」(https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000278694)p5「「その他の障害者」とは、障害者手帳を所持する身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病疾患患者、高次脳機能障害者など。」の「難病疾患患者」について、R6.5.20NHK「難病患者を障害者雇用率の対象に 患者団体が就労支援へ請願書」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240520/k10014455151000.html)が報じられている。「障害者総合支援法の対象疾病(難病等)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/hani/index.html)は今年度から369疾病(https://www.mhlw.go.jp/content/001184976.pdf)になり、対象となる方は、障害者手帳を持っていなくても 必要と認められた支援が受けられる。「難病患者の就労支援」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06e.html)について、「難病患者さまとご家族向け 支援ガイドブック 」(https://www.nanbyou.or.jp/wp-content/uploads/2024/04/20240401_shien1f.pdf)で示されるように、今年度から福祉・就労等の各種支援を受ける際に使える「登録者証」の発行が始まっており、障害者雇用対策(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/index.html)としてもっと進められないものであろうか。「ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_210261_00008.html)のR6.7.22「ゲノム情報による不当な差別 難病の事例から見える課題」(https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001278396.pdf)も認識したい。
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