R6.9.6CBnews「介護事業者倒産、年間最多を大幅更新するペース 1~8月で114件、東京商工リサーチ調べ」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240906174454)。
R6.9.6朝日「介護分野の人手不足 深刻→機械化、軽度→高賃金 有効な対策に違い」(https://www.asahi.com/articles/ASS961H81S96ULFA01SM.html?msockid=0db60c7ed97367b91f6f1c7cd8bd663f)が目にとまった。そういえば、介護労働安定センター(https://www.kaigo-center.or.jp/)の「介護労働実態調査」(https://www.kaigo-center.or.jp/report/jittai/)に関して、R6.8.20介護ポストセブン「ヘルパーの離職率が過去最低に 介護労働安定センター調査で判明」(https://kaigo-postseven.com/165827)が報じられているが、R6.7.25朝日「介護事業者の倒産81件、上半期で過去最多 訪問介護が約半数占める」(https://www.asahi.com/articles/ASS7S53BCS7SUTFL009M.html?iref=pc_apital_top)をみると、現実に起こっていることはどうも違うように感じる方が少なくないかもしれない。全国各地で、倒産にいたらないまでも訪問介護を廃止・休止している事業者が続出しているらしい。また、R6.6.5マネーポスト「【介護業界の危機】基本報酬引き下げで訪問介護から手を引く経営者が増加、円安で人材の海外流出も懸念」(https://www.moneypost.jp/1148635)の「訪問介護の仕事は大きく分けると、『生活援助』と『身体介護』の2種類ですが、前者は単価が低い。うちは大手ですが、『生活援助』の仕事は断わるようになってきました。」(https://www.moneypost.jp/1148635/2/)のような生活援助をやめる事業者も増えているかもしれない。「介護事業経営実態調査」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/78-23.html)結果を踏まえた、「厚労省よりの回答」(https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.wan.or.jp/data/2024/03/10/9a502344b617311eac534e8afc76450f.pdf)の「介護事業経営実態調査における収支差率が、介護サービス全体平均(2.4%)に比べて、相対的に高いことを踏まえ、基本報酬の見直しを行うものです。」について、R6.3.14現代ビジネス「もう自宅で介護サービスを受けられなくなる?訪問介護事業所「倒産件数が過去最多」なのに「報酬減」の謎」(https://gendai.media/articles/-/125068)で解説されている。R6.2.29女性自身「岸田首相進める介護報酬改定で「訪問ヘルパー、もう呼べない…」在宅介護で破産急増の悪夢!」(https://jisin.jp/domestic/2298742/)の「“収益率7.8%”という数字をはじきだした介護事業経営実態調査に懐疑的だ。「客観性に欠けるものだと、昔から私個人は感じてきました。調査アンケートに答えた人ならわかると思うのですが、回答を記入するのに3〜4時間はかかります。つまり、アンケートの段階で、人員にも時間的にも余裕がある事業者が選別されている。」とある。今年度は、介護給付費分科会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126698.html)のR6.7.31「令和6年度介護従事者処遇状況等調査の実施について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001281986.pdf)p1「調査時期 令和6年10月」「公表時期 令和7年3月頃」も行われるが、R6.5.22マネーポスト「厚労省が断行した介護報酬引き下げで「自宅で最期を迎える」ことが困難に 疲弊する事業者続出で「利用者に大きな犠牲」と上野千鶴子氏が警鐘」(https://www.moneypost.jp/1145837)で「次期改定ということは3年後です。それまでの間に、現場でどれだけの犠牲が出ることか。介護事業所に犠牲が出るということは、利用者に大きな犠牲が出るということですから。これを3年間座視しているわけにいかない。今回の改悪に対して、即時撤廃を求めて発信を続けていきます」(https://www.moneypost.jp/1145837/2/)とある。「外国人介護人材の受入れ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28131.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakai_225506_00001.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38935.html)について、R6.8.30「近未来健康活躍社会戦略」(https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001295098.pdf)p6「適切な外国人材の確保が図られるよう、その受入れ・就労環境の整備を推進」「海外からの介護人材の確保に積極的な介護事業者の支援」とあるが、例えば、R6.8.29CBnews「介護福祉士国試、パート合格導入への懸念」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240827193154)の「スキル担保の方向性と逆行」の懸念を感じる方が少なくないかもしれない。