保健福祉の現場から

感じるままに

コロナウイルス関連給付金や補助金

2024年07月30日 | Weblog
R6.7.30時事「社会保障給付費137兆円 22年度、コロナ関連減少―厚労省」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2024073000757&g=soc)の「新型コロナウイルス関連の給付金や補助金が大幅に減り、1950年度の統計開始以来、前年度比では初の減少。」に目がとまった。そういえば、会計検査院「新型コロナウイルス感染症対策関係経費等に関する検査結果(特設サイト)」(https://www.jbaudit.go.jp/report/about/03.html)は5分野に整理され、「新型コロナウイルス感染症防止策関係」(https://www.jbaudit.go.jp/report/about/04.html)は18検査のうち12が不当事項である。「医療費に係る国の負担が不当」(https://www.jbaudit.go.jp/report/new/all/pdf/fy04_04_06_08.pdf)、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)(新型コロナウイルス感染症対策事業に係る分)の交付が過大」(https://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary04/pdf/fy04_tokutyou_07_01.pdf)など医療に関するものが多い。例えば、R3.9.24AERA「尾身理事長の医療法人がコロナ補助金などで311億円以上の収益増、有価証券運用は130億円も増加」(https://dot.asahi.com/dot/2021092400012.html)のほか、R4.12.21産経「防衛財源へ746億円返納を決定 コロナ対策剰余金」(https://www.sankei.com/article/20221221-PYGWTVFTRNKGHNQFQITC3CAC5U/)で「独立行政法人は国立病院機構(NHO)と地域医療機能推進機構(JCHO)。コロナ対策の病床確保などのための補助金が増え、2法人の剰余金は2021年度時点で計1494億円だった。」が報じられている。また、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種事業の実施状況等について」(https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/5/pdf/050329_point.pdf)(https://report.jbaudit.go.jp/org/pdf/050329_zenbun.pdf)も課題が多いように見えるものの、不当事項ではないらしい。R6.4.15朝日「コロナワクチン廃棄2億4千万回分 厚労省「無駄とは考えていない」」(https://www.asahi.com/articles/ASS4H2Q2SS4HUTFL009M.html?iref=pc_apital_top)、R6.4.15読売「コロナワクチン廃棄額6653億円…厚労省「必要な量購入した」「無駄とは考えていない」」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240415-OYT1T50201/)が報じられているが、R3.7三井住友信託銀行「人は皆、ワイズスペンディングと言うけれど・・・」(https://www.smtb.jp/-/media/tb/personal/useful/report-economy/pdf/111_0.pdf)の「政治的中立の立場から、予算執行における無駄や不足の検証を行う決算分析機能を強化する必要」に賛同する方が少なくないかもしれない。
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