保健福祉の現場から

感じるままに

AI分析とEBPM

2024年08月05日 | Weblog
R6.8.5共同「子育て世帯にコメ無償配布 東京・品川区、AIで要望分析」(https://www.47news.jp/11298559.html)の「計約650万字の自由記述欄の文章を生成AIで分析すると、「生活に直結する食の支援」に対する要望が多かった。人手で分析すると1週間以上かかるが、AIは1時間半で済ませた」は「証拠に基づく政策立案(EBPM:Evidence Based Policy Making)」の観点から注目されるように感じる。これまで、地域保健関係の分析データ活用にあたっての留意事項として、継時比較・地域間比較によるわかりやすい提示は常識として、①公的機関によるネット上の公表データや分析ツールを優先的に活用する、②提示する資料にはデータソースを明らかにする、③データが持つ意味や限界を理解する、④日頃の取り組みから得られる質的情報も重視する、⑤関係機関・団体間で分析データを共有する、などが挙げられるが、自由記載のAI分析によって、新たな扉が開かれるかもしれない。
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