友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「現実は小説よりも奇なり」というが‥

2023年12月20日 17時51分19秒 | Weblog

 カミさんが「買い物に付き合って」と言うので、それなら「もう一度行ってみたい喫茶店でランチにしない?」と聞いてみた。カミさんも覚えていた喫茶店だが、どこにあるのか分からなかったので、パソコンで調べてみた。店名と電話番号が分かったので、車のナビに打ち込んで出かけた。

 およそ見当していたとおりだったが、近くに来てまた道に迷ってしまった。それでも午後1時過ぎ、無事に到着できた。ランチメニューを尋ねると、「今日は玉子とハムのサンドイッチです」と言うので注文した。サンドイッチの玉子は半熟でとても美味しかった。この店は昔風で、広くゆったりしていてのんびりできる。中央にピアノが置かれ、傍にクリスマスツリーが飾られている。

 カミさんは食後に女性週刊誌を読み出したが、いつ終わるのだろうと思うほど熱心に見ている。「何をそんなに熱心に読んでいるの?」と訊くと、「羽生結弦の結婚と離婚の記事」と言う。そんなことに関心があるとは思わなかったのでビックリした。「それで、どうして離婚したの?」と訊くと、「よく分からないけど、マザコンかな」と答える。

 彼は子どもの頃から身体が弱く、母親が一生懸命に育てて来たようだ。スケジュールから食事のことまで、とにかく母親任せだった。結婚したのに、生活はこれまで通りで、結婚相手は何も手を出すことが出来なかった。「そんな生活を不憫に思って、離婚を決意したようね」と彼の優しさを強調する。

 他人の結婚や離婚に、私は興味は無いけれど、NHKの朝の連続ドラマ『ブギブギ』に出ている笠置シヅ子の恋人のことを思い出した。10歳下の大学生は病弱で、母親に大事に育てられてきたところなどそっくりだ。笠置シヅ子さんは身ごもり、女の子を出産するが恋人は病死してしまう。

 羽生結弦さんは離婚したから、恋人が出産することは無いのかも知れないが、もし子どもが出来ていたなら、どうなっていくのだろう。「現実は小説よりも奇なり」というが‥。


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