友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高校野球では負けたチームの校歌を

2009年04月01日 23時01分37秒 | Weblog
 高校野球を見ていた。やはり準決勝は見応えがあった。昨日は朝から井戸掘りだったので、テレビを見ることはできなかった。いやそれよりも、水脈のある辺りから深く掘り進めることを目指した今回の実験であったが、三度目の挑戦にもかかわらず成功したとは断言できない状態だった。珍しく夕方まで作業をしたのに、期待した結果にならなかっただけにどっと疲れてしまった。聞くと早稲田実業は清峰に負けたと言う。

 それで今日は大和塾の4月例会および総会の後、花巻東と利府の試合を見ていた。「どちらも勝たしてあげたい」、そんな試合だった。利府は21世紀枠で甲子園へやってきたが、その試合振りは強豪に引けを取らないものであったので、どうしても勝たせてやりたかったし、花巻東はピッチャーがすごいかったからできれば優勝戦まで行って欲しかった。ところが、そのすごいピッチャーがホームランを打たれた。そうか、清峰の勝利かと思っていたら、花巻東が逆転して最後は抑えた。

 勝利チームの校歌斉唱を聞いていて、ヘンなことを考えた。こんなにいい試合を高校生は見せてくれるのだから、甲子園の試合では勝利したチームの校歌ではなく、負けたチームの校歌を斉唱するというのはどうだろう。勝ったチームは次に校歌を聴く機会があるけれど、負けたチームはもうそれで校歌を聴く機会は無い。ならば、負けたチームがグランドに立ち校歌を聴くとしたならば、全ての参加チームの校歌を聴くことができる。「これって、フェアじゃない」とカミさんに話す。

 するとカミさんは「あなたはいつも人より先にいってるから、せっかくのアイディアも全然受け入れられないのよ。地域誌の発行、そのネーミング、大学公開講座、花と緑のまちづくり。みんなもう少し後からだったら認めてもらえたかも知れないのにね」と冷やかし半分に言う。それは、せっかくのこの提案は誰も賛成しないわよってことか。スポーツは対戦した相手を称えることを第一にすべきだという私の主張はまたしても粉砕された。

 3月の中旬に初夏の陽気だったのに、下旬からいっきに寒さがぶり返し、桜はいっこうに満開にならない。まだしばらく寒さが続くというので、今年は入学式の頃の満開も危ぶまれている。このまま寒さが続くと桜は満開の時期を失うのではないだろうかとありもしない心配をしていたら、こういう季節の桜は満開の期間が短いと気象予報士が言っていた。暖かくなればいっきに咲くけれど、花もちが悪いのだそうだ。

 そういえば、街路樹のケヤキが芽を吹いているように思っていたら、いっきに緑が目立つようになってきた。異常気象であっても、自然は確実に移行している。緑はいいな、どこかへ出かけたいな。
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