中3と小4の孫娘が我が家へ来た時、ふたりとも夏休みの宿題を持参し、1時間か2時間のわずかな時間を使って取り組んでいた。最近、夏休みの宿題を廃止した県もあると聞くが、まだまだ宿題を課す学校は多いようだ。
私自身は夏休みの宿題が苦痛だった。お盆過ぎにやっつけ仕事のようにやっていた。だから全く意義を感じなかった。夏休みは母の実家へひとりで出かけたり、名古屋の姉のところへも出かけたし、自転車で周りの街を巡ったりして忙しかった。
何か、身についたかと問うてみても、ただ遊んで時間を潰したに過ぎなかった。自分なりに、夏休みは普段では無い過ごし方をする期間なのだと決めていた。学校は夏休みに普段以上に宿題を与えて、何を期待しているのだろう。
どこの調査か知らないが、夏休みの宿題について、廃止すべきが16.7%に対して、現状維持が33.3%と出ていた。誰が誰にどのように質問したのか分からないが、50%は無回答だったようだ。
廃止するなら、それに代わるものを提案しなければならないから、考えつかないということかも知れない。子どもたちにとって、思い出深い、充実した、夏休みであって欲しいものだ。百人一首に興じるのもいいし、百科事典を眺めるのもいい。
私は今日、半年に一度のペースメーカーのチェックで日赤病院へ行って来た。電車の中は、夏休み中の学生たちが多かった。久しぶりに見る若い女性たちの素足が眩しい。年老いたのに、どうして女性に目がいってしまうのだろう。
昨日、友だちが「面白いわよ」と川柳を見せてくれた。「この動悸 昔は恋で 今病気」「恋かなと 思っていたら 不整脈」「忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ」「なぜ消える メガネと鍵の ミステリー」「厚化粧 笑う亭主は 薄毛症」。
そんな中で、私が実践している、「カードなし ケイタイなし 被害なし」を、カミさんが「あなたのことね」と笑う。
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