友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

秋の散策にふさわしい日よりだった

2022年10月28日 18時20分28秒 | Weblog

 

 マンションに越してきた書家の展示会に行ってきた。19日に出かけた時は定休日だったので、今回は駐車場の場所も確かめて出かけた。若い印象だったので、彼女が同じ歳とは思わなかった。

 彼女の「書」もかなり大胆で若々しい。「書」や「音楽」は、既にあるものを表現するのだから個性的でなければ訴える力に欠ける。日展の書家の活字のような「書」でも、見てるとそれぞれに何かが違う。

 白紙に墨の文字、筆勢やできあがる空間、それだけで感動を呼ぶ「書」は凄い力を持っている。私が好きな鴨長明の『方丈記』の冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」と書いた作品があったが、残念ながらまたしてもケイタイを持って来なくて撮影できなかった。

 展示会場は旧岩倉街道に面しているので、昔ながらの細い道に懐かしい雰囲気がある。散策したくなった。南に下ると広い駐車場がある。「善光寺参拝者駐車場」と看板がある。それを見ながら進むと、大きな寺院の屋根が見える。

 山門には阿形と吽形の対の金色の仁王像が置かれていた。その参道に、インドネシアのバラモンのような像と韓国済州島のマウイのような像が対で設置されている。仏寺の参道にどういういきさつで置かれたのか不思議だ。

 もう少し散策したかったが、時間が無くて切り上げてしまった。近くにあっても、岩倉街道がこんなに古い家が残っているとは知らなかった。秋の散策にふさわしい日よりだったが、高級車が1台、やっと通れる道幅を猛烈な勢いで走って来たのには驚いた。


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