友々素敵

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無党派市民派の勉強会

2007年04月19日 20時56分11秒 | Weblog
 私たちは、東海3県の地方議員と市民で「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」(通称、自治ネット)という勉強会を行っている。メンバーは増えたり減ったりして、現在は13人だ。議会が開催されない4月、5月、7月、8月、10月、11月、1月、2月に集まり、課題について意見交換や議会活動の問題や情報交換などを行っている。また、1月か2月を目途に一般の市民や議員・職員にも呼びかけ講演会を、秋には一泊での勉強会をも行っている。昨年と今年は1月に、自治ネットとして行政視察を行った。

 自治ネットの目的を規約で次のように定めている。
第2条 この会は、地方自治において住民の視点を基本に、住民が主人公の政治を実現するために、既存の政党とは距離をおくことを明確にして活動し(以下、無党派という)、住民の側に立つことを原点として活動する(以下、市民派という)議員を積極的に増やし、同時に自治体議員の資質や実力の向上、政策実現等のために相互に協力して活動するためのネットワークとする。

 また、会員の条件については
第5条 この会は、本会の趣旨に賛同する次の者をもって組織する。
  ① 政党に所属しない市民。
  ② 自らの自治体に無党派・市民派議員を誕生させようとする前号の市民。
  ③ 自ら無党派・市民派の地方自治体議員になろうとする者。
  ④ 無党派で、政党に所属せずかつ選挙に関して政党の公認や推薦等を得ていない市民派の地方自治体議員。
 2 前項①号、②号の者は、入会申込書を提出し、会費納入を経て入会とする。
 3 前第1項③号、④号の者は、入会申込書と確認書を提出し、運営委員会の承認を得て仮入会とする。この場合、運営委員会は申請から1年以内に入会の可否を決定しなければならない。

 読むとかなり難しいように見えるのは、条例はこんなものだという観点から作ったからだ。かき回されることを恐れて、仮入会や入会拒否もできるようにしているが、これまでは一度のそのようなケースはない。私は個人的には「来る者は拒まず、去る者は追わず」で良いと思っている。自治ネットで議論して一つの結論を導き出すなどはしたことがない。議論して一致すれば一致したように行動し、一致できなければできないのだから、それぞれが別々に行動すれば良い。決して相手を非難したり、排除したりしないし、束縛もしない。

 勉強会は自分自身を高めるためだからだ。自治ネットとして一致すれば、世間に対しアピールの声明も出すし、キャンペーンも行う。メンバーは人間的にも素晴らしい人ばかりなので、一泊での合宿などはかなり熱の入った論議が遅くまで続く。人としての信頼が高まれば、自ずと連帯感も強くなる。しかし、緩やかな連帯でよいと私は思っている。いつでも自由に自分の意見が言えることが一番大事だと思うから。
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