友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

明日は何して遊ぼうか

2022年05月12日 17時25分15秒 | Weblog

 「不用品を買い取ります」と電話がかかってきた。「不用なものはありません」と断っていたが、「百科事典とか学習辞典はありませんか」と言うので、「辞典ならありますよ。見に来ますか?」と言ってしまった。書棚にライフの『ネイチャーライブラリー』が20冊、学研の『現代新百科事典』が8冊鎮座している。

 子どもの頃、私はこうした事典が好きでよく眺めていた。教員になって、書店員が学校まで営業で来ていて、勧められた書籍を買っていた。こうした揃い組の場所を取る書籍は、なぜか並べてしまうと安心するのか、ほとんど開くことも無く置かれている。引き取ってくれるなら持って行ってもらうつもりでいた。

 査定の人がやって来て、絶対に価値があると思った『ネイチャーライブラリー』を手に取って、スマホで写真を撮り、どこかへ連絡していた。学研の百科事典には全く関心が無い。「(ネイチャーを指して)売れていませんね。他に小物とか、古いカメラとか、洋酒とか、ありませんか?」と聞いてきた。初めから百科事典などは買い取る気など無いのだ。

 せっかく我が家まで来てくれて、手ぶらで帰す訳にもいかないと思い、私はあらかじめ使っていない腕時計とカフスを用意しておいた。洋酒?みんなで飲もうと思って仕舞っておいたブランディ―を納戸から取り出して見せた。ブランディーは2千円、腕時計3本とカフス1組で5百円と査定してくれた。ご苦労様でした。

 さて、2千5百円の臨時収入を得た。明日は何して遊ぼうか。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人類はいつか到達する | トップ | 充実した時間を与えてもらった »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがり)
2022-05-13 05:11:32
高齢者を狙った詐欺にご注意を

訪問買取にはさまざまな規制がかけられています。
しかし、それでも電話での勧誘による訪問などは禁止されておらず、悪質な訪問買取はいまだに起こり得ます。
ここでは、悪質な訪問買取の被害を防ぐ方法を紹介します。

1つ目は、クーリングオフを利用することです。
クーリングオフとは8日以内であれば無条件で契約解除ができる制度です。
8日間は商品を引き渡すことを拒否でき、仮に先に商品を渡してしまった場合でも業者に対して商品の返還を主張できます。
手続きには書面の提示が必要で、手続きの中で困った際には最寄りの消費生活センターなどの機関に問い合わせてみると良いでしょう。

2つ目は、1人での交渉を避けることです。
悪質な訪問買取の被害にあってしまう理由の1つに、業者がこわくて対応してしまったというものがあります。
電話で勧誘を受けた場合は周りの相談できる家族や友人に相談をしてみましょう。
訪問を受ける際には、家族や友人に同席してもらい、複数人で話をすると詐欺にあう可能性が低くなります。

3つ目は、身分証をしっかりと確認することです。
前に述べたように、訪問買取業者は行商従業者証を携帯する義務があります。
身分証や行商従業者証を確認することを忘れないようにしましょう。
もし持参していない場合は、詐欺である可能性が高いので注意しましょう。

4つ目は、買取交渉をするのは目的の商品だけということです。
古本を買い取ってもらうはずだったのに気づいたら貴金属を話になっていることがあります。
電話で買取を依頼したもの以外の買取に応じないことが大事です。

このような方法で悪徳業者による訪問買取の被害を防止できます。
返信する
Unknown (通りすがり)
2022-05-13 06:50:18
続き
高齢者を狙う詐欺グループはカモになりやすい高齢者リスト(売買されている)を使い、いろいろな手口で近寄って来ます。今回はどのような状況だったのかわかりませんが、高齢者が品物を取りに別の部屋へ行っている間に、めぼしいもの(貴重品)を盗んだり部屋の間取りを確認することもあるそうです(留守に窃盗に入るため)。
メールを使ったフィシング詐欺やオレオレ詐欺等、とかく住みにくい世の中になりました。政治も含めて。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事