友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

井戸掘りから世界経済論へ

2019年01月20日 18時33分41秒 | Weblog

  春日井の井戸は、前日まで水を汲み上げていたのに、なぜ急に水が出なくなったのだろう。今朝は雨が降っていたので作業は休止だろうと思っていたら、「午前11時には止むので、10時出発する」と先輩から電話が入った。しかし、午前11時を過ぎても小雨が降り続く。水が出ない原因を探るため、思いつくことは全てやってみた。けれどもやっぱり水は出ない。あんなに出ていた井戸が枯れることはあり得ない。また、振り出しに戻った。

 途中で部品が1つ足りないことに気付き、買い物に行くことになった。すると井戸主の夫人が、スマホで近いホームセンターを探してくれた。えっ、そんなことが出来るのと驚いていると、店の人に部品があるかと問い、返事をスマホにくれるようにと話している。男が3人もいるのに誰もスマホを操作できない。今やスマホを持たなければ生きられないほどになっている。

 若い人はテレビも新聞もパソコンも持たず、スマホで全てをすましている。凄い時代になった。これから売れる商品が果たしてあるのだろうか。衣食住は欠かせないが、以前とはかなり違う。車が1家に1台の時代から2台・3台になり、今、若者は車を持たない。何世代も一緒に暮らす家は無くなり、しかも10年か20年で取り壊す時代になった。夫婦と子どもだけで暮らすようになったのは、労働者として賃金で暮らすようになったからだ。

 経済成長は国の指揮下で、企業と国が一体となって成し遂げて来たのに、今、政治は自国第一主義が支配してきているのに、企業は自国よりも自分の利益を優先してきている。儲けのためには自国の犠牲になることはないのだ。どこの国の国民も自分の利益を優先するが、国家の利益とは相反する事態も生まれてきている。井戸の修復は不可能だったが、時代についての考察が飛び交うヒマな時間が多かった。


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