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日本の選挙は、中学校と変わらないレベルなのか

2023年04月24日 17時22分04秒 | Weblog

 「自民 衆参補選4勝1敗」(中日)、「自民4勝1敗 各地で接戦」(朝日)、今朝の新聞1面トップの見出しは似ていた。新聞では投票率にまで言及していなかったが、相変わらず低いようだ。けれど維新の躍進が、前半に続いて目立っている。

 低調な投票率なのに、維新が躍進しているのは、有権者は現状維持よりも変革を求めているのだろうか。昔、一緒に「勉強会」を行ってきた地方議員の中に、3期も務めて来たのに落選してしまった人がいて驚いた。「無党派・市民派」だけでは、有権者に届かなくなっている。

 首長は、「アレをやります。コレをかえます」と目標を掲げることが出来るが、議員は自分の考えを述べるしかない。だから日常の活動で、自分の考えを伝えていないと得票につながらない。選挙期間だけでは限界がある。

 買い物に行った店の店主から愚痴を聞いた。「立憲民主はどういう党なのか、さっぱり分からない。昔の社会党のような、自民党との違いが全く見えない。これじゃージリ貧だねえ」と悔しがる。確かに立憲民主党は存在が薄い。

 国会議員は国の在り方を議論するのが役割だから、「決して自衛隊を海外に派遣しない。災害時に国民を守る活動に徹する」、そんな主張が野党から出てこない。自民党と変わらない主張なら、「自民党でいいが、問題ばかり起こす議員がいるのはけしからん」ということになる。

 国会議員はとても優遇されているし、政党には何に使ってもよい政党助成金が支払われている。こんなバカな税金の使われ方なのに、共産党以外の政党は問題にしていない。どこかの中学校の生徒会役員選挙で、立候補者が皆同じことを言っていたと投書欄にあった。

 日本の選挙は、中学校と変わらないレベルなのか。


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