ロッテ対巨人の試合を観ていたカミさんが、「どうして勝てないのだろう」と嘆いて呟いた。「長嶋さんのDNAはどこにいったの?」と私が言うと、「DNAを受け継いでいるのは大谷翔平だけよ」と言うので、「ウソ!長嶋さん、外で子どもつくっていたの?」と、冗談のつもりで言ったが叱られた。
イーロン・マスク氏も、日本人のタレント女性との間に子がいるとかのウワサもある。簡単に情報が手に入るし、簡単に発信できるから、何が本当で何がウソなのか、分からない。備蓄米がスーパーで5キロ2千円代で売られているニュースが各局から報道され、小泉進次郎さんは株を上げた。
新聞は1面トップで「出生数 初の70万人割れ」と報じている(写真)。出生数も出生率ともにマイナスは9年連続で、晩婚・晩産化などが影響しているようだ。抜本的な解決策を見いだせないと、少子化は加速度的に進むだろうと見ている。人口は減少し、高齢化は進むのだから、国の政治の在り方が問われている。
天気予報を聞いていて、ヘンなことを言うなと思った。「今日は快晴で、洗濯物がよく乾きます」と、ここまではいいが、「お布団も干しましょう」と言う。布団を干すか否かは本人の勝手だと思う。「産めよ、増やせよ」と戦前、国が奨励した。現在も、国のために結婚して子どもを産めと言っている。
結婚も、出産も、本人たちが決めることで、その環境づくりが政治の課題である。現在の課題を見つめ、将来に備える政策を立てることが政治の為すべきことである。個人が、結婚しない、産まないを選択したとしても、そうした状況で生まれた現実を受け入れ、共に生きていける社会を目指すのが政治の務めだと思う。
一夫一妻制は無くなるかも知れないし、家庭という考えも存在しなくなるかも知れない。どんな社会になろうとも、人はそこで生きていくだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます