友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

朝日新聞は要らない

2014年09月12日 17時33分04秒 | Weblog

 昨夜、朝日新聞社長の謝罪の記者会見を聞いて、やっぱり朝日はダメだと思った。地方回りの朝日の記者にはいい人が多かったし、今も本社で活躍している知り合いもいる。民主党から自民党へ政権が移り、秘密情報保護法が話題になった頃から、朝日の姿勢は私とは相容れないと感じるようになった。自民党から朝日系列の「報道ステーション」の古館キャスターが批判され、朝日への風当たりは強くなって来ていたが、あくまで「報道の自由」に徹することを期待していたのに、意外に権力に擦り寄っていったと私は感じた。

 木村社長は福島原発の事故での報道に誤りがあったことを認め、謝罪した。その後、記者からの質問を受けて、慰安婦問題で吉田証言を検証もせずに記事にしたことも謝罪した。これに関連して、池上彰氏のコラム原稿を掲載しなかったことについても謝った。この3点については誤りを認めたけれど、週刊文春の広告掲載拒否については、記者からの質問がなかったこともあって触れなかった。池上氏の原稿に待ったをかけた編集長は、なぜダメだと言い、後になって掲載したのか、その根拠まで述べなかった。

 木村社長は誤報を謝罪し、「再生に向けて道筋をつけた上で、進退を決める」と述べていた。「第3者委員会を設けて云々‥」。不祥事を犯した組織のトップが必ず口にする言葉をここでも聴いた。責任を取るとは潔く退くことだろう。あなたがいなければ組織はもっと的確に自己再生できるはずだ。社内にいる真面目で正義感に燃える人たちが朝日を作りかえるだろう。それが出来ないようなら、朝日新聞は潰れるしかない。

 早速、朝日新聞の販売店の人が購読のお願いで回ってきた。残念ながら、私の意志は変わらないので断った。新聞に中立なんてありえないと私は確信している。だからこそ、好きな新聞が読みたいし、意見が合う新聞を応援したい。朝日を購読している人は朝日の主張に賛同するからで、賛同できなければ断るべきだと私は思う。

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