友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

孫娘と一日を過ごす

2009年09月13日 21時35分37秒 | Weblog
 今日一日、孫娘と一緒に過ごした。朝食の後は二人で出かけた。私たちのデートコースは書店に行くことだ。彼女は井上真央の載っている本を探す。その間、私は単行本や文庫本のコーナーを見て回る。1時間ほど書店にいて、彼女はお目当ての本を買う。それを車の中で開いて見て、「おおおー」と大きな声をあげ、「すげエー」を連発する。「真央ちゃんて、本当に可愛いよね」と言うけれど、私はそんな気持ちがよくわからない。

 「真央ちゃんとゆっくり話でもできれば、良さも分るかも知れないけれど、テレビや映画だけでは分らないよ」と言うと、「ひゃあー、ゆっくり話ができたらどうしよう!」とありもしないことに興奮する。昼食はいつもならモスバーガーに行くところだが、毎回では能がないようにも思い、「オムライスを食べようか」と先日、「おたすけ」で行った店に出かけた。オムライスにもいろんな種類があって驚いた。

 「ピザも食べたい」という彼女の希望に応えて、オムライスとピザのランチにする。これを二人で分け合って食べた。ウエイトレスは多分、高校生のアルバイトで教えられたとおりの型どおりの対応だった。私が「向こうのお客さんに先に行った方がいいんじゃない」と言ったために混乱を来たしてしまった。「あのネ、余分なことは言わない方がいいよ」と孫娘は釘を刺す。

 「あの人、おじいちゃんと孫と思ったんだろうか」と聞くので、「それ以外には考えられないよ。恋人同士とは絶対に思わないし」と茶化して言うと、「そりゃーそうだけど、親子と思うこともあるんじゃない」と言う。「うーん、どう見てもジジイと孫だね」「やっぱり、そうか」。そんな話から、困っていることがあると言う。実父から「運動会はいつだと聞かれたら、どうしよう」と言うのだ。

 彼女の父親は娘の中学最後の体育大会を見に来るだろう。けれどもそこには母親と新しい父親がいる。それに生まれたばかりの子どももいる。「そうだね、パパがかわいそうだね。聞かれた時は話せばいいけど、聞かれなければ黙っていてもウソつきにはならないよ」と答える。彼女としても中学最後の体育大会で生徒を代表して選手宣誓をするのだと言いたくて仕方ない。けれどもそれを伝えることは出来ない。

 「人生は難しいね」とまるで大人のようなことを言う。体育大会では母親の持つ100メートル走の記録を破るのではなく、母親と同様に中学の体育大会の記録に自分の名前を残したいと、800メートル走に挑戦するつもりで頑張ってきた。ところが今年から不人気のこの競技は無くなってしまった。それでリレーで頑張ると言う。どこまでもネガティブにならずにポジティブに考える。どうしてそんなことができるのだろうと孫娘ながら褒めてやりたい。

 昼から、孫娘の友だちがやってきて11月に行なうダンスの振り付けをパソコンを使って研究していた。私は孫娘とその友だちのためにりんごを剥いて差し入れる。晩御飯は、ネギトロ丼とマグロのチャーシューを使ったサラダとアスパラ入りのポークステーキにする。「うまい!」と孫娘が言う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする