オオムラサクラ（大村桜）

オオシマザクラとエドヒガンの雑種の桜ですが、花の色がとても美しいので有名です。長崎県大村市の玖島城の本丸跡にある大村神社の「オオムラザクラ」は天然記念物として大切に保護されているそうです。

マツマエベニタマニシキ（松前紅玉錦）

ヤエノカスミザクラとサトザクラの交配品種で、淡紅色の中輪の花を咲かせる桜です。花びらの枚数が多い（50～100枚）ので、花の色が濃く見えることもあります。

タオヤマ（手弱女）

花の色がとても妖艶な桜です。京都の平野神社境内にある桜で、八重咲きです。

アズマニシキ（東錦）

4月初旬から美しい淡いピンク色の花を咲かせ始めました。桜は満開の頃も良いですが、つぼみの紅色と開花した花の淡いピンク色の対比を楽しむのも良いものです。写真は咲き始めたばかりの東錦です。

オオチョウチン（大提灯）

茨城大学農学部に隣接する遊歩道で4月はじめころから咲き始めました。満開の頃は、花が枝先に房状になり、枝に提灯をぶら下げたような感じになります。花の重さで枝が垂れるくらいです。

ダイミン（大明）

花は白色で、花びらの外側が円形になっている桜です。

タイハク（太白）

茨城大学農学部に隣接する遊歩道で咲いていました。白い一重の花ですが存在感があります。説明によれば、オオシマザクラ系の大輪の花を咲かせるとのこと。この桜は、日本で絶滅したものと思われたものが英国の桜研究家が保有していて、接穂が送られてきて存続しているものだそうです。