フサザクラ（房桜）

茨城大学農学部の遊歩道で毎年咲きます。写真は4月7日に咲き始めた頃撮影しました。説明によれば、オオシマザクラ系の品種で、エイゲンジと同一種との説もあると記されていました。枝先に房状に咲き、花弁は７～13枚あるようです。

スルガダイニオイ（駿河台匂）

例年は4月下旬に開花する桜ですが、今年は4月上旬には開花しました。一重の白色の桜ですが、満開の頃には、近くを通ると芳香がします。江戸駿河台にあったことが名前の由来のようです。

イモセ（妹背）

つぼみと開花した花との対比がとても美しい妹背です。この桜は、雌しべが２本有り、実が同時に２つつくことから名付けられたと言われます。佐野藤右衛門氏ゆかりの桜として知られています。上野恩賜公園などにもあります。

フジザクラ（富士桜）

関東西南部地域や、山梨、長野県などに多く生育する桜で、マメザクラともよばれますが、花が1.5cm程度でやや下向きに咲き、小さいのが特徴です。

八重紅虎の尾

咲き始めの頃で、つぼみが濃い紅色をしており、とても印象に残りました。

アズマニシキ（東錦）

茨城大学農学部に隣接する遊歩道で撮影しました。今年は4月に入って花冷えがあったのと時々春の嵐が吹き荒れたことで、花が傷んだりしましたが、何とか撮影できました。連続して掲載します。重なるものがあるかもしれませんが、桜は咲き始め、満開、葉が出てきた頃とそれぞれ良さがありますので、比較しながらご覧ください。東錦は、比較的遅く里桜ですが、今年は４月初旬ころは開花しました。枝先にまとまって咲くのが特徴で薄紅色が美しい花です。江戸彼岸の雑種と言われています。