茨城大学農学部の構内で咲いていました。この桜は、熊本の千原台周辺で咲いている有名な桜で知られています。山桜系のようです。ソメイヨシノが散り始めた頃に開花します。純白の花が新芽を出した葉と同時に枝いっぱいに咲きますので、圧巻です。
つぼみは紅色で開花すると薄紅色の花になります。とても妖艶で美しい花です。写真でお分かりのようにつぼみは濃い紅色で、開花とともに薄くなりますが、八重の花びらの外縁は紅色が濃く華やかに見えます。写真は4月11日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で咲いていました。説明によれば、東京の荒川堤にあった品種で、ヤマザクラとオオシマザクラの影響を受ける里桜であるとされます。ソメイヨシノが終わる頃、里桜では早く咲きます。写真は4月7日に撮影しました。
今年も茨城大学農学部で咲いていました。白色の5枚の花びらの桜ですが、真ん中に一枚花びらに見えるのが旗弁と言われるもので、雄しべが変化したものです。これがこの桜の特徴で知られています。旗弁は1~2枚あるようです。志木市にある長松院旗桜は有名です。