季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ナツメヤシ(棗椰子)の実

2007-12-08 17:56:57 | 趣味・季節の花
つくば植物園で丁度見ごろの案内があり、行って見るとたわわに実っていました。古代エジプトなどでは既に食用として栽培されていたとされる植物です。現在でも、北アフリカや中東地域では果実をデーツと呼んで食用として栽培されています。つくば植物園の温室の中で4mくらいに大きくなった木で実っていました。実が高い位置にあるため、上手く撮影できませんでしたが、2~3cmほどの人差し指くらいの長丸い黄色い実が落ちていましたので、臭いを嗅いで見ましたが、なかなか良い香りでした。カロリーの高い果物で、ビタミンも豊富であることから、遊牧民など間では大切な食料としたり、ラクダなどの飼料として重宝されていたようです。学名は「Phoenix dactylifera」、ヤシ科、ナツメヤシ属の常緑高木です。
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パピルス(紙蚊帳吊)

2007-12-08 17:33:26 | 趣味・季節の花
和名を「カミカヤツリ」とも言い、カヤツリグサ科の植物です。長くまっすぐ伸びた茎に和傘の骨を思わせる葉(実は苞だそうです)が垂れ下がっています。中央アフリカのナイル川の源流域からナイル川の洪水で流されて下流域のデルタ地帯などの水辺で自生しているとされます。現在は、北・中部アフリカで自生していると記述されています。この植物の繊維を活用して、古代からパピルス紙の原料となっているのは有名です。英語の「Paper」の語源も「papyrus」から来ているとか。学名は「Cyperus papyrus」で、カヤツリグサ科、カヤツリグサ属の常緑多年草です。湿地帯で地下茎を伸ばして繁殖する植物のようです。和名の「カヤツリグサ」とはその大きさは比べ物にならないほど大きいですね。写真は12月1日につくば植物園で撮影しました。
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ナガゲオニソテツ(長毛鬼蘇鉄)

2007-12-08 11:40:00 | 趣味・季節の花
この花もつくば植物園のトゲオニソテツの隣で咲いていました。マツカサのような球果がやや長細いので区別できます。南アフリカ原産で、学名「Encephalartos villosus」、ソテツ科、オニソテツ(エンケファラルトス)属の裸子植物です。ソテツの花を見ることはめったに無いのに、種類の異なる二つの花を見ることが出来ますから、植物園へ行って観察する価値がありますね。
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トゲオニソテツ(棘鬼蘇鉄)

2007-12-08 11:34:33 | 趣味・季節の花
つくば植物園の温室で珍しい花が咲いていました。写真の中央に見えるラグビーボールのような大きさのものです。巨大なマツカサを思わせますが、これが球果と言われる蘇鉄独特の花だそうです。南アフリカが原産で、学名は「Encephalartos ferox」、ソテツ科、オニソテツ(エンケファラルトス)属の裸子植物です。ワシントン条約で保護されている植物で、植物園など以外では見かけないものですね。一瞬古代のジャングルに迷い込んだような錯覚を覚えました。雌雄異株で、花は長期間楽しめるようですから、つくば植物園でご覧下さい。写真は12月1日に撮影しました。
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ティランジア・ストリクタ

2007-12-08 11:13:57 | 趣味・季節の花
アルゼンチンなどが原産の珍しい花です。つくば植物園の温室で見つけて撮影しました。学名は「Tillandsia stricta」で、パイナップル科、ティランジア属の常緑多年草です。葉は細く長く(約10cmくらい)伸びて垂れています。ピンク色の苞が幾重にも伸びて、その中から淡紫色の花が見えます。いわゆる「エアプランツ」で、空気中の水分を利用して生きています。写真は12月1日に撮影したものです。
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シセントキワガキ(四川常磐柿)

2007-12-08 10:42:30 | 趣味・季節の花
つくば植物園で枝いっぱいに実っていました。ウズラの卵くらいの小さな柿です。雌雄異株で、実のなる雌株です。中国中・南部原産で、学名は「Diospyrs cathayensis」、カキノキ科、カキノキ属の落葉低木です。子供の頃、もう少し大きい柿で大変に渋い柿があり、青い実を採って渋にし、防虫のために板塀などに塗った記憶を想いだしました。この柿も渋いのでしょうか?寒さには弱いようですから、関東地域以西で育つようですね。剪定にも強いので、生垣にしている所もあるとか。写真は12月1日に撮影したものです。
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