↑ 2011/05/27 撮影
2011/05/27 撮影
[ ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木 ]
本州関東地方・中部地方の、
山地で自生していますが、
多くは栽培されています。
母種の山アジサイに茎葉ともに似ていますが、
甘味成分のフィロズルチンを持っています。
樹高は、1~2m。
幹は叢生し、下部からよく分岐します。
葉は柄をもち、楕円形または倒卵状楕円形で先端が尖って、
質はやわらかく、縁に鋸歯があり、対生します。
花期は、5~7月。
枝先に多数の花を散房状花序に付けます。
中心に両性花を、そのまわりに数個の装飾花を額縁状に付けます。
両性花は花弁5個、通常雄しべ10本と花柱3個あり、
ガク片は小さく5個あります。
装飾花の萼片は花弁状となり、紫色~紅色を帯び、円形~広卵形で、
先が丸く、ふちが重なりあっています。
果実は、さく果で小さく倒卵形体です。
葉を乾燥すると甘くなり、それを煎じ甘茶にします。
また観賞用に庭に植えたり、茶花などにも利用されます。
名は、葉を乾かすと非常に甘くなり、それで甘茶を作ることから付いたそうです。
別名 : コアマチャ
尼僧さまから戴いたもので
母が大切にしていました。
草庭の甘茶の花の色は
蕾が緑白色からだんだん変化しながら
淡紅空色・青紫色になります。
2011/03/11 撮影
2011/04/10 撮影
2011/04/18 撮影
2011/04/29 撮影
2011/05/04 撮影
2011/05/13撮影
2011/05/16 撮影
2011/05/18 撮影
2011/05/19 撮影
2011/05/24 撮影
2011/05/24 撮影
< 2010 年 >
2010/05/20 撮影…つぼみ
2010/05/20 撮影…色付く
2010/05/26 撮影