しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

オドリコソウ ( 踊り子草 ) 

2011-05-02 |  5月 の花たち

                             ↑ 2011/04/27 撮影

2011/04/26 撮影

[ シソ科オドリコソウ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州の山野の半日陰などに自生します。
草丈は、30~60cm。
茎は、四角形で節に荒い毛があり、群生します。
葉は、3角状卵形で縁に鋸歯があり、
基部が浅い心形または円形で長い柄を持ち、対生します。
花期は、4~6月。
花は、白色に僅かな淡紅紫色を帯びた唇形花で、
葉腋に数個ずつ輪状に密生します。
花冠は2唇形で直立し、
上唇は大きく、下唇は前に突出しています。
名は、花の形を笠をかぶった踊り子に見立てたことから
付いたそうです。


2011/03/11 撮影
2011/04/16 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/18 撮影
  2011/04/22 撮影
2011/04/26 撮影
  2011/04/27 撮影

 

< 2010 年 >
園芸店で
何気なくお話を交わしたご婦人が、
お庭に誘って下さいました。
植物がほんとうにお好きと見えて、
庭中いっぱいに
お花を咲かせていらっしゃいました。
踊り子草は、
その時に戴いた草花の一つです。
ご婦人は
踊り子草の花が見やすいようにと
花の上の葉を摘みとって下さいました。
この写真を撮るとき
同じように左上の一枚の葉をとりながら
その時のことを思い出しました。

2010/04/25 撮影
2010/05/01 撮影


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