ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都嵐山花灯路」今年で最後のライトアップと「常寂光寺」の夜間拝観へ。灯りがともる道を歩く楽しさ

2021-12-13 | 紅葉の名所

「今年で最後なんだって~」と、昨年も訪れた「京都嵐山花灯路」。

京都の観光名所の嵐山。晩秋の夜、紅葉が残る道にライトが灯され、歩きながら京都の秋が楽しめる企画で、17年続いたそう。
嵐山の観光促進を目的に始められた企画も、すでに多くの人が訪れることから、ついに中止することに。コロナ禍で昨年は、本当に人が少なく、寂しい夜でしたが、今年は多くの観光客が訪れています。

「渡月橋にもたくさんの人がいる~」とミモロ。

ライトアップは、12月10日から19日まで、毎晩17時から20時30分まで。
嵐山の「竹林の小径」は、人気の場所。大勢の観光客が一方通行で進みます。


ミモロは案内所に立ち寄って、散策マップをもらいます。

「もう来年はライトアップないの~?寂しいね~」と。係の方も「そうですね~本当に寂しいです」と。

ライトアップされた道は、夜間特別拝観ができるお寺を巡るように続きます。
道々紅葉を眺めたり…「いつもは、この辺り暗いよね~とても夜歩けないよね~」とミモロはお友達と紅葉を眺めながら歩きます。


「ここ夜間拝観してるよ~」と、立ち止まったのは、日蓮宗の「常寂光寺」です。

16世紀末に本圀寺16世の日愼上人がこの地に隠棲したことがこのお寺の起こりです。

「あれ~こんな石段あったっけ?」と、かなり以前訪れたミモロは、すっかりお寺の様子を忘れていました。

そう、以前は、昼間でしたから、かなり夜とは印象が異なるかも…。
お友達とフーフー言いながら石段を上がると、そこからは、京都の町の灯りが…

「きれいだね~西側から京都の夜景見たことないかも…」とミモロ。夜、東山の将軍塚からの夜景は何度も眺めていますが…。

「広いお寺だね~」とトコトコ境内を進みます。


境内には、竹林もあり、そこもライトアップが…。

「春は筍たくさん出るのかな?」と、この春筍狩りを経験したミモロは、竹林を見ると、その時の楽しさを思い出すよう。

夜間拝観では、建物の中に入ることはできません。そこで本堂の外から参拝。

この建物は、小早川秀秋の助力を得て、桃山城の客殿を移築したもの。

「今度、昼間、また来ようね~」と言いながら、境内を後にしました。


ライトアップされた道に沿って進むミモロ。「ここもいつもは、暗い場所だよね~こういう時じゃないと歩けない…でも、ライトアップされると、なんかすごくいい感じ…」

そう、普通の夜の嵐山は、地元の人以外、歩く人はいない場所。京都は繁華街以外は、かなり暗いところが多いのです。

「わ~ここきれいだね」と、ミモロの前に広がるスペースには、NAKEDによる光のアートが楽しめます。

「ここ畑じゃない?」とお友達。「うん、確かそうだよね~」今はお休みの時期なのでしょう、一面にいろいろな色の光が彩って、なかなか幻想的。

このスペースがあるのは、夜間拝観できる「落柿舎」の前です。

「ここも見る?」とミモロ。「うん、もう十分…」とお友達。そこでミモロ達は、嵐電の嵐山駅へと向かうことに。

夜間拝観はできない「二尊院」の前からは、無料ジャンボタクシーがJR嵯峨嵐山駅および渡月橋そばの駐車場まで20分ごとに運行しています。そのタクシー乗り場には、長蛇の列。
「ここからなら歩けるわよ~」とお友達。「清涼寺」の脇を通り、丸太町通を経て、約15分ほどで嵐山のメイン通りに到着。そこのうどん屋さんでキツネうどんを食べて、嵐電嵐山駅には、17時すぎに到着。

「わ~まだまだたくさん人が来てるね~」駅前は、食事処に列ができるほど。

「もう今年だけのライトアップだから、ぜひ行ってみて~」と、夜、嵐山を歩く貴重の機会をお見逃しなく…。


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