ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「着物で旅する晩秋の名刹」長谷寺、そして安倍文殊院へ。思い出に残る日帰り旅に

2021-12-19 | 奈良、近畿

日帰りのバスツアーでやって来た奈良の名刹「長谷寺」。晩秋の山は、艶やかな紅葉が彩ります。

大阪の「トラベルニュース」社のお誘いで参加したミモロ。

大阪からバスで訪れた奈良の名刹「長谷寺」では、ご本尊の「十一面観音菩薩立像」に触れながら祈願することもできました。

そして「本坊大講堂」へ。

ここには、長谷寺の歴史を示した絵巻を拝見することができます。

「歴史が長いお寺だから、絵巻もすごく長いね~」と、さまざまな場面が描かれた絵巻を興味深く拝見しました。


秋の紅葉だけでなく、ここはボタンの花で知られるお寺。「牡丹がお寺のシンボル的存在なんだね~」とミモロ。

艶やかな牡丹の花がデザインされた御朱印帳や、手ぬぐいなど、ここだけのオリジナルの品々は参拝者に人気。


ご案内くださった僧侶の方にお礼を言って、ミモロ達は、バスで近くの日本料理屋さんにランチに向かいました。

「う~お腹空いた~」とすでに13時すぎ…訪れたのは門前町にある『湯元 井谷屋」です。
すでにテーブルに用意された料理の数々…「美味しそう~」と帯を緩めながらいただくミモロです。

ここには、良質なお湯が湯舟にあふれる千人風呂があるのですが、「着物だから時間かかるので、今回は入れないんだって~う~残念…」

お腹がいっぱいになったミモロ達一行は、再びバスで、最終目的である「安倍文殊院」へと参拝に…。

ここは、大化元年(645)に孝徳天皇の勅願によって、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立したのが始まり。
ご本尊は、鎌倉の仏師、快慶作の大きな獅子に乗った文殊菩薩です。本堂には、他にも鎌倉時代作と伝えられる国宝の仏像があり、そのお姿に手を合わせるミモロです。本堂では、ここでも僧侶の方のお話を伺いました。

「文殊菩薩は知恵の仏様で、いろいろな難関の試験などの祈願だけでなく、ぼけ封じとしても多くの崇敬を集めています」と。
「これは大切~ボケないように~」と比較的年齢の高い参加者たちは、熱心にお祈り…。

そして、お寺から頂いたのは、7枚の金色の札が繋がっているものを持って、移動しました。

これは「おさめ札」と言って、文殊池の中央にある「金閣浮御堂」を納めながらお堂の周りを7回回って旅行、移転などどの方向に行っても災いに遭わないように祈願する「七まいり」に使われます。

初めてのミモロは、お友達の後について、7回、六角形の御堂の周りをまわっては、1枚づつ金札を箱の中に納め祈願しました。


さて、すべて参拝が済んでミモロ達は、お寺のお座敷で、レンタル着物を脱いで、自分の服に着替えます。
「はい、どんどん脱いでください~どうぞそのままで…」1日着た着物と帯を脱ぎ、係の方に渡します。
「着物は後始末が結構大変なのよね~でも、レンタル着物だと、全く何もしないで返却できるから、いいわね~」と参加者は口々に。
ミモロは、自前の着物をたたんで袋にいれました。

「う~寒かった~」と、さすがに夕暮れ時になると気温が低下し、レンタル着物では寒さを感じます。
「でも、素敵な旅になったね~」と、参加者は嬉しそう。若い人だけではなく、大人もレンタル着物で歩く古都は、普通の旅とは異なる感じ…スマホには、着物姿のショットがいっぱいに…。

大阪に到着したころは、すっかり夜…。

「いろいろお世話になりました~」とガイドさんに挨拶して、御堂筋線と京阪電車を乗り継いで、京都へと戻るミモロです。


晩秋の長谷寺を思いながら、京阪電車では、爆睡するミモロでした。




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