「わー今日はいいお天気!」朝からミモロは、ワクワクと。昨日の雨と打って変わり、今日は晴れて、気温も上昇。絶好のお出かけ日和になりました。1日延期された「葵祭」に、さぁ出かけましょう。
午前10:30に京都御所を出発し、河原町通から下鴨神社を経て、15:30頃に上賀茂神社に到着する行列。
今年は、平日に行われるため、週末に当たった昨年より、人出は少なめに…。
「今年はどこで見ようかな?」と、ミモロは、行列が通るコースと時間がのった新聞記事を見ながら、作戦を立てているよう。交通規制があるので、車で行くのは諦めて、徒歩で行ける場所を探します。
バス以外の公共交通機関を利用する場合、地下鉄烏丸線の「丸太町駅」から京都御所、京阪電車「出町柳駅」から歩く下鴨神社、地下鉄烏丸線の「北大路駅」から東に歩く北大路通沿いが、行列を見物するのに、行きやすい所です。
ミモロは、昼過ぎに下鴨神社で、行列を見物しようと、出町柳駅から、鴨川沿いを歩くことに。
「まだ行列が下鴨神社を出発するまで時間があるから、お散歩を楽しみながら、行こう!」さすが「葵祭」の行列を見物するのは2回目となるミモロ。昨年よりも、行動にゆとりが…。
鴨川沿いは、遊歩道が続き、お散歩には、本当に気持ちがいいコースです。
ミモロは、川の流れを眺めたり、土手に咲く花で遊んだり、すっかり「葵祭」を忘れているよう。
「魚いないかな?」橋の上から、川を覗くミモロです。
「京都って、町中にいるのに、川や山がすぐ近くにあるのが、ステキ!お家から、ちょっと歩くだけで、自然がいっぱい…ホント、こういう環境っていいよねー」と、改めて京都の魅力を感じます。
さて、下鴨神社の糺の森に到着したミモロ。行列は、正午前に到着し、今はお昼の休憩時間。糺の森に設えられた見物席の撤去が始まっていました。
「まぁ、後で行列を見ればいいね…」とゆとりのミモロ。この日のために用意された記念グッズなどを販売するテントを見て回ることに。
すでに、行列は、社殿の奥に入っていて、糺の森には、神事の名残りがのみ…。
でも、本殿のそばには、祭りで使う美しい花傘が並んでいて、近くでよく見ることができました。
「キレイな花笠…中はどうなってるんだろ?」と傘の下に入り込んで上を…
「いろんな種類の傘があるんだね」
斎王代の行列のお伴をする女房たちの花傘です。
錦の織物を垂らした豪華な傘。行列を華やかに彩る傘は、行列の格式の高さを表すもの。
「葵祭」の名の通り、行列の人たちの装束や、神社の建物など、至るところに葵の葉が飾られています。葵は、邪気を払うものとして、崇められる植物。みずみずしい緑が、命の息吹を感じさせます。
社殿の前では、狂言が。また糺の森の脇の馬場では、馬を走らせる神事が行われていました。
「この馬も行列に参加するんだねー」と馬好きのミモロ。
「まだ行列が始まるまで、時間があるよー、お腹空いちゃったー。どこかでランチしようよー」
ミモロ、余裕ありすぎじゃない?「だってーお腹すいたんだものー」と。わかりました、どこかでランチしましょう。そのためには、ちょっと他の場所に移動しないと、見物できなくなりますよ。
すでに行列の出発を控え、下鴨神社内には、ロープで通行規制が始まり、境内から出ようとしても、社殿から再び糺の森を通過して、そこからかなり北へと進むしかありません。
うー見物できる場所に行くには、まずは、下鴨神社を出ることが最優先…
幸い、糺の森の途中から、裏手に回る道を抜けることに成功、やっと下鴨本通りに到着しました。でも、そこには、すでに大勢の人たちが…「わー行列、見れないの?」と、ランチどころではない状況に。昨年同様、人で舗道は身動きができないほど…「ここで見るのは諦めて…北大路通なら、きっと人が少ないよ…」
そういうと、トコトコと北大路通へと向かうミモロです。
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