京都下鴨神社の近くにある「家具の浜野」。アンティーク家具からモダンなインテリアまで、種類豊富に揃うお店です。
春のフェアが開催されていたこの日は、いつも店内の一角に並べられているカワイイものたちの作家さんが来店していました。「カワイイものって、なあに？」とミモロは、興味津々。
社長の浜野さんに、まず紹介されたのは「ミニチュア家具 ミヤ工房」の宮元顕親さんです。
「わーホントのお家にいるみたい…」
ステキな家具が並ぶお部屋は、本物のお家を思わせるミニチュアの世界です。
「わー小っちゃい…」
小さなミモロでも座れないほどの、小さい椅子が並びます。
「あのー何作ってるんですか？」と作業中の宮元さんに尋ねます。
「スーツケースを作ってるんですよ」と。約2センチほどの小さな、小さなスーツケースです。
京都の嵐山で作業なさる宮元さんが、ミニチュア家具を本格的に作り始めたのは、会社を退職なさってから。
もともとものづくりが得意だったそうで、ご自分の時間が自由になった頃から、ミニチュアの世界に魅了され、さまざまな素材で本物そっくりな作品を作っています。
「わーカワイイ…」
ミモロが大きく見えるサイズです。
ミモロ何してるの？
赤いキャリーバッグを引っ張り、フロアを歩きます。「こんなキャリーバッグで旅行に行きたいなぁー」。
さて、次のカワイイものの作家さんは、「くまのおかあさん」を主宰するテディーベア作家の村瀬公子さん。テディベアコンテストで受賞歴も多い人気の作家さんです。
お店には、素敵なテディーベアがいろいろ。
「この子カワイイねぇー」
とミモロは思わず抱き着きます。テディーベアのお教室もなさっているそうで、この日は、京都在住の生徒さんも。
「いつもそばにいて、お友達のようなテディーベアを作っているんですよ」と村瀬さん。
「ミモロちゃんもクマ？」「あのーミモロは、ネコです…クマに似てるって言われるけど…」「あ、ごめんなさい。そうね、よく見るとお耳の感じがネコちゃんね」ネコと認められて、ちょっと嬉しいミモロです。
３つめのカワイイものの作家さんは、羊毛フェルト雑貨「きゃりこ屋」の中原真希さん。
「なんか温かい感じがして、いいなぁ」と。
本物の文鳥みたい…
「このフェルトで作るんですよ」「わーフワフワで温かい…でも、これがカワイイ動物になるのって不思議」
大好きなペットをモデルに作ってほしいという方も多いそうで、愛犬の柴犬なども、こんなに可愛らしいフェルトのお人形に。
持ち込まれた写真を元に、本物の可愛らしさを表現するそう。
３つのカワイイものは、「家具の浜野」で見ることができます。ぜひ、アンティーク家具と共にご覧ください。
＊「家具の浜野」のホームページでも、見ることができます。
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