「え~これで1100円なの~キャ~しかも美味しい!」と、ミモロが目を細めるのは、「中華 六六」の週替わりランチです。
この日は、酢豚、白菜とえのき茸のスープ、副菜、ご飯、杏仁豆腐がセットされています。
ここがあるのは、堀川通と北大路通の交差点から西に進んだところ。
古い趣の町家が3軒連なる、その真ん中のお店です。「割と目立たない感じ…」とミモロ。そう、何度もこの前を通っていたのに、気づかなったのでした。
「なんかランチやってるみたい~」とすでに13時半を過ぎていました。
「あの~まだ、食べられますか?」とお店の中に声を掛けます。「はい、大丈夫ですよ~お好きなお席にどうぞ~」と言われ店の奥へと進みます。
「わ~大きなお店だったんだ~」と驚くミモロ。
窓際には、テーブル席。吹き抜けの天井が、店をいっそう広くしています。
ミモロは、カウンター席へ。「何にしようかな?」とお品書きを見つめます。
大きなカウンターテーブル。「こんな大きなの珍しいよね~」と
お昼のメニューもいろいろな種類があります。「う~どうしよう~担々麵もいいなぁ~焼きそばも美味しそう~」となかなか決めることができないほど、美味しそうなものがずらり…。
「初めてのお店だから、まずは週替わりのランチにしよう~大好きな酢豚だし~」と。
「副菜は何になさいますか?」とお店の方。「え?副菜??わ~これもいろんな種類がある~迷っちゃう~」とここでも。
やがて、ミモロの前に注文した品が…副菜は、蒸海老餃子を選びました。
「美味しいね~どれもすごくやさしいお味…」と、初めて訪れたお店の味をすごく気に入ったミモロです。
さて、このお店をなさっているご店主の林さんは、以前は、滋賀県のホテルで長らく腕を磨かれ、独立して、烏丸通に十数年、そして6年前にこの場所にお店を構えていらっしゃいます。
「やっぱりホテルの中華部門にいらしたんだ~。どおりでお味が優しい…」とミモロ。
ここの夜のメニューも心惹かれます。
ホテルで腕を磨かれただけあり、種類豊富な品々。
「また、お好きな食材を選んでいただいて、それをお好きな調理法で仕上げますよ」とご店主。
「え~そうなの?」と、驚くミモロ。
例えば、鶏肉、エビ、イカ、ホタテなどの食材を、塩炒め、甘酢炒め、フリッター、クリーム煮などの調理方法を好みで選べるのです。「そんなことできるんだ~初めて~!今度、お友達といっしょに来よう」と興味津々のミモロです。
「また、まず、お昼に来ま~す。担々麵食べたいから…」とミモロ。
「もう、この前何度も通ってたのに、気づかなかった~」と、もっと早く知りたかったお店のひとつです。
「大徳寺に行くとき、また寄ろう~」というミモロでした。偶然、立ち寄った美味しいお店でした。
*「中華 六六」京都市北区紫野西御所田町23 075-406-1564 営業時間 昼11:30~13:45LO 夜17:30~21:00LO 月曜休み
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