「ミモロちゃん、久しぶりに一緒にランチしない?」とお友達に誘われたミモロは、待ち合わせの祇園へと向かいました。
祇園のメインストリートの花見小路は、常に大勢の観光客でにぎわっています。でもちょっと奥に進むと、そこはとても静か…。「え~ここなの…」と、「そう、その奥ね…」


「こんにちは~予約してませんけど、大丈夫ですか?」とお友達。「はい、ご用意できますよ。どうぞおあがりくださいませ」と。



坪庭のある情緒ある町家…「こういうのが、京都らしくていいよね~」とミモロ。祇園の舞妓さんや芸妓さんたちも贔屓にするお店。そして「こちらです…」と案内されて2階のお座敷へ。


「ミモロちゃんなんにする?」「え~と」とお昼のお品書きを…。「一番小さなお弁当でも食べごたえ十分よ」とお友達。「じゃ、それにする…」と、ミモロは、「八坂弁当」1700円を注文しました。
しばらくすると、ミモロたちの前に、木の2段重ねのお弁当箱が…。

「わーいろんなお料理がいっぱい…」



ミモロの至福の時の始まりです。「こんな落ち着いた雰囲気の中で、手軽に京料理が味わえるっていいね~」といいながら、あっという間に食べ終わりました。「そんなにお腹空いてたの~」「うん、美味しかったから…」
そして最後は、デザートも…。

「ごちそうさま~」と、ポッコリ膨れたお腹を撫でて満足そうな笑顔です。
「よくお越しくださいました」と、料理人さんもお見送りに…。

しかも、値段も手ごろ…。お昼のお弁当は1700円から。ミニ会席は、3800円~。夜も会席は、3800円~。冬の鍋物、牛すき焼、しゃぶしゃぶ、てっちり、はもしゃぶは、6500円です。
「また、いらしてくださいね~」と、見送られるミモロたち。

路地を進み表通りに出て、姿が見えなくなるまで、お見送りするのが京都流。

「あ、まだお見送りしてくれてる…」表通りに出る前に、もう一度振り返り、手を振るミモロです。
京都では、お店の方が、お客様の姿が見えなくなるまで、お見送りするのがおもてなしの仕上げ。「ずっと見通しのいい道を、歩くときは、気を使って、用事がなくても角を曲がるの…」とミモロ。なかなかミモロも京都のおもてなしに馴れてきました。
「今度、鍋物食べに来よう~」と、冬は、やっぱり鍋が恋しくなりますね~。
*「京料理 花咲 祇園店」京都市東山区祇園町南側570-17 075-533-3050 昼12:00~14:00LO 夜17:30~21:00LO 不定休

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