「2025年の干支の巳(へび)さんがいるんだよ~」とミモロが訪れたのは、京都左京区の「大豊神社」です。

ミモロが訪れたのは、秋のある日。

哲学の道をトコトコとお散歩して、「ここにお詣りして行こう…」と立ち寄ったのです。

哲学の道から続く参道を山の方に進みます。
境内には、桜をはじめ、椿や芙蓉などさまざまな花が…

「春になると、桜がすごくキレイなんだ~」と、毎年、その時期には、参拝しています。
さぁ、本殿に進みましょう。

「大豊神社」は、東山三十六峰の十五峰目の「椿ヶ峰」をご神体とする山霊崇拝という古代の姿を留める神社。仁和3年(887)に59代宇多天皇の御悩平癒祈願のために、内侍贈位一位の藤原淑子が勅令を奉じで創建した勅願社だそう。仁和3年は、21才の宇多天皇が即位した年で、先帝の光孝天皇が次の天皇を確定する前に急逝。そのため臣籍に下っていた親王(後の宇多天皇)を復帰。その際、尽力したのが藤原淑子です。
「御悩平癒って、即位に関して、反対者も多くて、いろいろな心痛があったらしいよ~それを解決するために祈願したのかな?」と想像するミモロです。
「大豊神社」の本殿には、少彦名命、応神天皇、そして菅原道真が合祀されています。
菅原道真は、宇多天皇に抜擢され、遣唐使の廃止など、天皇と共に、さまざまな改革を推進。でも10年ほどで、息子の醍醐天皇に譲位して、創建した仁和寺で出家して日本初の法皇として政治的勢力を持ち続け、65才で崩御されます。「でも、出家した時31才なんでしょ。まだ若いのにね~」と不思議に思うミモロ。まぁ、いろいろあったんじゃないの…知らんけど…。
臣籍降下から即位した唯一の天皇であり、歴代初の退位後に出家して法皇になった天皇という異例づくめの宇多天皇。そのため、さまざまな圧力があったことは想像されます。
さて、話を「大豊神社」に戻しましょう。
「本殿にヘビさんが鎮座している気づかなかった…」というミモロ。

そう、大きな頭をもつ狛巳が両脇に…
健康長寿・若返り・金運の御利益があると言われる「狛巳」です。「なんか迫力あるよね~」

境内にある末社「日吉社」には、狛猿。「愛宕社」には、狛鳶。「稲荷社」には、狛狐。「大国社」には、狛鼠がそれぞれ鎮座しています。なかでも「大国社」の狛鼠は、この神社を代表する存在。人気の社で、大勢の参拝者が…。

いろいろな動物がいるため、ヘビがいることを失礼ながら気にしてなかったのかも…。
「う~でも、どうして狛ねこがいないの???」と思うネコのミモロ。
狛猫は、数は多くはないものの存在しています。ここにはいないけど…。養蚕が盛んな地域に祀られているそう。
ともかく、2025年は巳年。ここに参拝して、いつまでも若々しく、元気で長生きして、金運に恵まれるというご利益にあやかりたいもの…。

社務所では、白ヘビと金色のヘビのおみくじがあります。

尚、動物みくじには、ネコの姿も…。
*「大豊神社」の詳しい情報はホームページから
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