ある日、ミモロは、京都の町中、先斗町を歩いていました。
「ここ、すごく京都らしい通りだよね~」と。観光客が京都らしさを求めて、よく訪れる場所です。
「すごく空いてるね~」現在、観光客の姿もなく、ミモロがゆっくりお散歩できる空き具合。
とことこ歩いていたミモロ「あれ?ここなんのお店?」飲食店が多い先斗町で、なにか売っているお店です。「覗いて見よう~」
店先には、「うさぎのアトリエ ぴょんぴょこぴょん」という表示が…
「うさぎがいっぱいいるのかな?」とミモロ。
「こんにちは~」と恐る恐る中へ。
「はい、いらっしゃいませ~」とお店に座っている方の姿が…。
「あの~見てもいいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~」
町家のお店には、いろいろなものが並んでいます。「わ~やっぱりウサギさんがいっぱい~」いろいろな表情豊かなうさぎがそこに。
そこの品々を見ると…「あれ?全部うさぎのデザイン…きゃ~かわいい~」
お茶碗も湯呑も、うさぎのデザインなのです。
お店にいらっしゃるご店主に伺います。
「あの~ここみんなうさぎなんですね~どうして?」とミモロ。
「う~知り合いの陶芸作家さんなどが、うさぎの作品作っていて、それを並べたり、うさぎのものがいろいろ増えていったんですよ」
「あの~うさぎ年とかですか?」とミモロ。「いいえ、違いますよ~」
ご店主である神戸さんは、「まちづくり」にさまざまなところで尽力なさっている方。
「先斗町まちづくり協議会」の副会長、事務局長をなさっています。
京都市内は、かつて何度も大火に見舞われています。元治元年(1864)、禁門の変により発生した火事により、町の多くが焼失しました。先斗町は、その時、風向きが変わって、焼失を免れ、今も江戸末期から明治初期の建物が残っているのです。
先斗町に移り住み「うさぎのアトリエ ぴょんぴょこぴょん」を開き、その店主をしながら、先斗町の街並みの保全に取り組み、また京都鴨川を中心とした都市形成史、町並み保全などの研究に取り組んでいらっしゃいます。
「まちづくり」に関するさまざなまシンポジウムなどで、講師として講演もなさっているのです。
「うさぎのお店のご店主だけじゃないんだ~すごい~」と、うさぎの品々を見ながら思うミモロです。
「また、伺います~」とご挨拶してミモロは外へ。
「うさぎさん、また来るね~」と。
お店の建物の横にある路地…「路地水族館」との標示…「なんだろ?」少し奥へ進むと、水盤や水が満たされた鉢が見えます。
「あ、金魚…たくさんいる?」
「金魚好きなんだね~」
また、ゆっくりお話しを伺いにお邪魔したいと思うミモロです。
*「うさぎのアトリエ ぴょんぴょこぴょん」京都市中京区先斗町通四条上ル下樵木町207 ☎075-212-0441 11:30~23;30
現在営業時間には、変更の可能性があります。
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