京都市の催し自粛が一部解除され、「円山公園しだれ桜ライトアップ」「二条城桜まつり」「岡崎琵琶湖疏水の十石舟めぐり」などが、行われるようになりました。「気を付けてマスクしたりしていけば、大丈夫だよね~」と、ちょっとうれしいミモロです。
しだいに国内の観光客が戻り始めたことを感じる京都。「桜は、まだ4月までは見れるからね~」と。
さて、そんな中、ミモロは、「大徳寺」そばでお友達がやっている「京町家コテージkariganeya」へ訪れました。

ここは、1棟貸しのゲストハウス。でも、実は、一般的なイメージのところとは、ちょっと違うんです。
大宮通沿いにある古い町家を改装して宿になったのは、3年ほど前のこと。実は、ミモロも改装工事のお手伝いに行きました。オープンしてから、すごい人気で、なかなかゆっくり中を拝見できなかったのでした。でも、今、コロナの影響でゲストがいない日もあるというので、ミモロは、見学に…。ゲストと同じように宿を体験してゆきます。
「こんにちは~」「いらっしゃいませ~」と玄関先に迎えてくださった下岡広志郎さんと莉香さん。「あがってくださいね~」とミモロは靴を脱いで中へ。


どんな時間に到着するゲストも、お二人はお出迎え、もちろん快適な室温や冬なら炬燵も温められています。
和室のお部屋が1階、2階にそれぞれ2間ある、京都らしい風情あふれる造りです。「まずはお茶どうぞ~」


炬燵に入って、チェックインの手続きをすると、この宿の過ごし方や、ご近所の情報やお出かけスポットなど、滞在する期間を楽しく過ごせるヒントをたくさん教えていただきます。
「では、まずお寛ぎのひとときを…」と、隣の床の間のある和室で、日本文化を代表するお抹茶のお点前を頂戴します。


「お茶なんて飲んだことない~」というゲストでも大丈夫。お話しながら、日本文化に触れるひと時は、海外ゲストだけでなく、好評なのでそう。「春のお菓子だ~」とミモロは、ゆったりとした時間を過ごします。
「では、2階のお部屋にご案内しますね~」と言われ、階段をあがり、2階へ。


障子を開けると、そこに布団が敷かれた和室が広がります。
「わ~いいなぁ~」と思わず声を出すミモロ。

窓の外は、大宮通。京都の人々の暮らしがわかる通りです。一方通行なので、昼でも車の音も気になりません。夜になれば、ほとんど人通りがないので、とても静か…。
ここには、最大5名が宿泊できます。「お布団も敷いてもらえるの?」とミモロ。「はい、ご用意しますよ~」と下岡さん。
「ちょっと寝てみよう~」と、ミモロは布団にもぐります。洗濯がきいたリネンは、とても気持ちよく、布団のクッションも疲れを癒す心地よさ。

連泊のゲストも多いこの宿は、ご希望で、午後13時から15時にお部屋の掃除と整備が行われます。そのため、外出から戻れば、整えられたお部屋で、きれいな布団に寝ることができます。「なんか旅館にいるみたいだね~」と、そのおもてなしに驚くミモロです。
「ここなんだろ?」と部屋の奥の襖を開けると・・・そこは写真ギャラリー。この宿の改装の様子を撮影した写真が並んでいます。


プロの職人たちといっしょに作業した下岡さんご夫妻とお友達。この宿へのこだわりと愛情があふれる写真が並びます。
「ミモロちゃん、1階のお風呂ご案内しますね~」と言われ、ミモロは再び階段を下りてゆきました。
まずは、お風呂場の横の洗面所へ。そこには、歯ブラシなどアミニティーも用意されています。


オーガニックコットンのタオルもフワフワ。そしてシャンプーなどは高級旅館でも使われる「marks & web」の品が…


「ちょっと入っちゃおう~」とミモロは、さっさと服を脱いでお風呂へ。


タイルが張り詰められた風呂場で、周囲には、京都の五山の送り火が…「お風呂に入りながら、京都の名所が見物できる~」とミモロ。これも下岡さんたちが、ひとつひとつ張り付けたタイルです。「タイルの湯舟は、お湯が冷めにくいから気持ちいいでしょ?」と莉香さん。
「うん、いい感じ~」と赤みがさした頬で答えるミモロです。
この風呂場も、毎日、掃除が行われます。もちろんタオル交換も…。
長期滞在者のためには、キッチンの設備も。冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロをはじめ、お鍋やフライパン、食器も完備しています。

「塩や砂糖、しょうゆ、植物オイルなどは、小さな容器でご用意してるんですよ~」とのこと。
でも、ほとんどの方は、夕食は、外で頂くそうです。でも、朝食は・・・
実は、ここでは、前日に注文すると、ご近所の地元で人気の料理屋さんやカフェの朝食をお部屋で頂くことができます。


それぞれ2000円。希望の時間に下岡さんがお部屋に運んでくれるのです。
滞在者に人気なのは、京都の町の自転車めぐり。ここには、「tokyobike」の自転車が用意されていて、無料で利用できます。


「ミモロの自転車より、乗り心地いいよ~」と。
お宿のオーナーである下岡広志郎さんと奥様の莉香さん。

世界中のいろいろな宿を巡り、その時感じた心地よいおもてなしと、京都ならではの日本のおもてなしの良さをミックスした、お二人らしいおもてなしが評判です。
1棟貸しの宿は、カギを受け取ると、そのまま滞在し、出てゆく・・・というケースも多いのですが、ここでは、すぐ近くにお二人がお住まいなので、なにかあれば、すぐに飛んできてくれます。京都旅の穴場や見どころなども、よく知るお二人。ご希望では、ガイドもしてくださるそう。「ゲストとのほどよいコミュニケーションを心掛け、快適な時間を過ごしていただければ幸いです」と。
「ミモロもお友達といっしょにお泊りしたくなっちゃった~。朝、大徳寺お散歩するの気持ちいいよね~」と。
そう、大徳寺、金閣寺、また賀茂川まで、歩いたり、自転車で…今から本当にいいシーズン。
ご家族やグループでの旅におすすめ。
「知っている人だけでの、少人数のお泊りだから、コロナの感染も心配ないんじゃいないの?」とミモロ。
大きなホテルや旅館のように、多くの人に接することがない1棟だけのコテージ。
この時期、特におすすめしたいお宿です。
*「京町家コテージkarigane」の詳しい情報はホームページで
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