「デカイ!迫力あるね~!」というミモロがいるのは、蒸気機関車の動輪の間です。
ここは、2023年8月26日にオープンした福知山鉄道館「フクレル」。
お城のすぐそばにあります。
「なんで福知山に鉄道館があるの?」とミモロ。
それは、この町の歴史に深く関わっているのです。昔から由良川による水運や街道などで城下町として栄えた福知山は、明治時代以降も、鉄道の普及により、京都、大阪、宮津、舞鶴などへ向かう鉄道の結節点として発展します。
昭和25年には、鉄道管理局も設置され、町には多数の旧国鉄関係者およびその家族が暮らす街となります。昭和40年代には、なんと市民の10人のひとりが鉄道の仕事をしていたとか。まさに鉄道が町の経済を大きく支えた時代です。
町には、鉄道病院や鉄道員の宿舎なども…。
そんな鉄道の町、福知山には、平成10年に「福知山鉄道館ポッポランド」というSLや旧国鉄時代の品々を展示した施設があったのですが、平成30年に建物の老朽化を理由に閉館に。
しかし閉館を惜しむ多くの声が上がり、2億円もの寄付が福知山にゆかりの人たちからあり、それを機会に新しい鉄道館の建設が行わることになったそう。それが、この「フクレル」なのです。
入口で入館料500円を納めます。
「あれ~なんか昔の発券場みたい…大人1枚…」とミモロ。もちろんミモロは未就学児扱いですから、無料です。
「わ~大きな機関車の車輪があるよ~」
展示室には、SLの動輪など、その時代に関係する鉄道グッズが展示されています。
あれ?ミモロは…???
「ここだよ~」と声がするのは動輪の中。
これは、昭和24年~47年に福知山線・山陰本線を走っていた旅客蒸気機関車C5793の代動輪。スマートなボディーで「貴婦人」の名で愛された機関車です。
ミモロは、動輪のあちこちを丹念に観察。
いろんなアングルで撮影も可能です。
次にミモロが向かったのは、ジオラマの前。
このジオラマには、福知山駅の変遷が表現されています。
「わ~面白いね~」と、動く列車に夢中のミモロでした。
もちろんいろいろな鉄道関連グッズも展示。
鉄道好きが、目を輝かすコーナーです。
「発車しま~す!」とミモロは、運転シミュレーターに挑戦。
「う~結構、大変~」と、さらに、蒸気機関車にスコップでコークスを入れる体験も…
他にも、鉄道に関連するゲーム感覚の展示なども…。
また、無料で入れるミュージアムショップがあり、鉄道をモチーフにしたオリジナルグッズやお菓子、さらに福知山の名産品なども購入できます。
ここは、鉄道好きの大人から子供まで楽しめる、福知山の新しいスポットです。
*「福知山鉄道館 フクレル」の詳しい情報はホームページで
「お腹空いた~」と言い出したミモロ。そうね、福知山をあちこち歩き回ったものね…。
そこで向かったのは、「フクレル」のすぐ近くにある「ゆらのガーデン」という花や木々がある場所へ。
緑の中に、飲食店やショップがある憩いのスペースです。
「すごくお腹空いてる~」というミモロが選んだお店は、「焼肉ゆらの」。
ランチタイムで選んだのは、ビビンバ焼肉ランチ1280円です。
「美味しいね~」と言いながら夢中で食べるミモロ。
しっかり完食して、やっと落ち着いて店を見回します。
「あれ~お城が見える~」そう、窓からは、「福知山城」が眺められるのですが、それにも気づかなかったミモロでした。
「お城見ながら、お食事できるっていいよね~」と、今更言っても遅い!「う~だって~お腹空いてたんだもの~」と。
お腹もいっぱいになったミモロは、改めて「福知山城」を眺めます。
「今度、また来ようね~」と。そう次は、城下町を歩いてみたいですね~。また、いつか来ましょうね。
京都駅から、JR山陰本線の特急で約1時間20分。京都の観光で、足を延ばして訪れてはいかがでしょうか?
「電車だと、思ったより近いよね~」とミモロもおすすめ町です。
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