ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都国立近代美術館で3月7日まで開催「分離派建築会100年展ー建築は芸術か?」デザイン好きならぜひ…

2021-01-24 | 博物館・美術館

「雨だから、今日は美術館に行こう~」とミモロは、東山岡崎の「京都国立近代美術館」に出かけました。現在、3月7日まで企画展として行われているのは「分離派建築会100年展~建築は芸術か?」というちょっとむずかしそうな展覧会。でも、その内容にミモロは、感激!


美術館には、予約なしで入れます。入口でアルコール消毒と検温をして、ロビーへ進みました。

ロビー正面には、「我々は起つ」と書かれた書がたくさん貼られています。


これは、ミモロがお正月に書き初めに伺った書家の西垣一川先生のご指導のもと書かれた人をはじめ、美術館が広く募集した作品です。
「ミモロも書いたんだ~」と、その時のことを思い出します。

西垣一川先生のお手本を前に、真剣に見つめるミモロ。

たくさん集められた作品の中に、「あ、ミモロの書いたの貼られてる~!」と発見。

「これ~」とその前で喜ぶミモロです。「上手、下手は関係ないんだって~書く気持ちが大切…」と。

書き初めの応募期間は、2月24日まで郵送のみで…詳しくは美術館のホームページでどうぞ。

そこからエレベーターで3階の企画展会場へ。

そもそもこの企画展は、大正から昭和にかけて活躍した若き建築家が起こした最初の建築運動「分離派」の軌跡を、数々の建築作品などを通じてみてゆくもの。
大正9年に東京帝国大学建築学科を卒業し、その後の日本建築に大きな影響を与えた若き建築家6名…

「みんなすごく素晴らしい建築を今に残しているんだね~」と、初めて知ったミモロです。
 

なんでも、この運動が起こったのは、世界にスペイン風邪が蔓延した時期を経たころで、まさにコロナが世界を騒がせている現代にも通じるものがあるのです。それは人々の意識の変化…住まいだけでなく、人が集う場所の建築がどういうものが望ましいのか…という意識の変化がみられるそう。

従来の建築意識に疑問を呈した「分離派」の運動。その作品である建築は、今見ても、美しく芸術性を強く感じさせます。
「ホント、どの建築も素敵~」と思うミモロ。

戦後、「分離派」の建築は影を潜め、建築に求められたのは、機能性と効率性…。でも実は、今、新たに建築に動きが始まっているのだとか。
それは自然との共生や新たなアート感覚ともいえるかも…。

今回の「分離派建築会100年」の展示を見ると、まず「建築家ってすごいね~」と感心し、「もっといろんなデザインに関心もちたい~」と思い、「おうちの中をもっと快適に、個性的にするにはどうしたらいいのかな?」と考えるようになったミモロです。

建築に興味がないという方でも、ぜひ訪れてみて…。きっと何か心に響くものに出会えるはずです。

GOTOトラベルキャンペーンの時は、入場制限や予約が行われた美術館や博物館も今は、空いているので、予約なしでも入れるケースが多くなっています。

「密じゃないから、大丈夫だったよ~」とミモロ。

土曜日なのに、雨のせいもあってか、人通りがほとんどなかった東山岡崎エリアでした。


*「京都国立近代美術館」の詳しい情報はホームページで


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