ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都の夏の風物詩。清水五条の陶器市「第2回五条若宮陶器祭」。10日の夜10時まで開催

2024-08-10 | イベント
「暑いけど、来ちゃった~」とミモロは、8月9日の猛暑の中、清水五条へ。

8月10日の夜10時まで、五条通で開催する陶器市。京都の夏の風物詩のひとつです。

京阪電車でやって来たミモロ。「あれ?やってないのかな?」と、地下から地上に上がって、キョロキョロ。

以前は、五条通の両側にずらりとテントが並び、大勢の人で賑わっていたイメージがあります。

「でも、行ってみよう…」と、清水寺方向にトコトコと歩き、しばらくするとお店の前に陶器が並び始めました。

「なんだ~やってるんだ~」とホッとした表情に…
「あの~前より、なんかテントの数少ない感じがするんですけど~」とお店の方に…
「いいえ、昨年よりも多いんですよ~」と。「え?そうなの??もっと歩いてみます~」と手を振ってその場を離れました。


8月7日~10日の午前10時~午後10時まで開催される陶器市。
「う?前と名前が違う…」とミモロ。

そう、「第2回五条若宮陶器祭」とのタイトル。「でも、どうして2回なの、陶器市って昔からあるよね~」と首をかしげます。

そもそも清水焼発祥の地である五条坂で、大正9年頃から始まったという陶器市。この時期、六道参りやお墓参りの人たちが、楽しみに訪れ、それは賑わったもの。昭和29年からは、陶祖大神を祀る「若宮八幡宮」の大祭の行事にもなり、このエリアの陶芸工房をメインに、全国の陶芸工房などが約400店終結した京都屈指の陶器市として知られます。

「すごく掘り出し物があるんだよね~」とミモロも、コロナ前まで毎年のように訪れていました。
その時は、「五条坂陶器まつり」の名称でした。

コロナ禍により、しばらく中止を余儀なくされ、2023年から、若手陶芸家を中心に新たに「五条若宮陶器祭実行委員会」を発足。昨年は、若宮八幡宮の境内での開催を実現させ、今年は、五条坂の北側に、京都府内の陶芸家限定で、テントを連ねる昔ながらのスタイルへの復活を果たしました。

ミモロは、テントを次々に見ていきます。

「ネコもの多いんだよね~」と、招き猫だけでなく、ネコをテーマにしたいろいろな器も見られます。


美しい色彩の器…清水焼らしい風情ある絵が描かれている器たち。

この五条坂近くに工房を持つ作家さんたち…。

「暑いでしょ、どうぞ~」と団扇をくださったのは、茶器をメインに作陶をなさる作家さん。

若い陶芸家が披露する作品に、脈々と受け継がれる京都の伝統文化を感じます。

坂の中ほどにある「若宮八幡宮」。

ここにある案内所で、ミモロは、「五条若宮陶器祭」のことをいろいろ教えて頂きました。
新たなスタートを切った陶器祭。来年は、もっと規模が大きくなることが期待されます。

「境内には、食べ物のテントなどもあり、夜10時まで賑わいますよ」と。暑さも少しは納まる夜…ぜひ足を延ばしては?

陶芸の神様をご祭神に祀る「若宮八幡宮」に参拝したミモロ。


「喉渇いた~」と。そう、水分補給を忘れずに…「あ、お茶とお菓子頂けるみたいだよ~」と、境内に入るとすぐに目にしていた表示。

はい、ひと休みしましょね~

300円納め、境内の一角で涼をとります。「ほうじ茶お代わりしてもいいって…」と、大きな茶碗のお茶をガブガブ。
ひと心地ついた様子のミモロです。

さぁ、次は「六道参り」にいって、ご先祖さまをお迎えしましょう。

境内の東側の青もみじの庭を抜けて、「六道珍皇寺」を目指します。


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