今年も「祇園祭」の山鉾見物を楽しんでいるミモロ。
四条通などの大きな山鉾や仏光寺エリアの山を見物した後訪れたのは、一番南の東洞院通と高辻通の交差するそばにある「保昌山」です。
「あ、ご神体の平井保昌さまのお姿がチラリと見える~」と、町会所の2階を見上げます。
和泉式部に恋をして、その思いを成就したことから、縁結び山として多くの参拝者が訪れる人気の山のひとつです。
その会所の隣りにあるのが、絵の具の老舗「上羽絵惣」です。
日本画の絵具の老舗で、日本画をする人の憧れのお店。「いらっしゃいませ~」と浴衣姿で出迎えてくれたのは、新入社員さん。
揃いの浴衣で、祭中は接客をなさるそう。棚には、ずらりと絵具の箱が並びます。
「日本画の絵具って、自然素材のものだから、なんかすごく味わいがある色だよね~」とミモロ。その日本の伝統の色彩を、多くの女性たちに纏ってもらおうと、開発したのが、「胡粉ネイル」という爪にやさしいマニキュアです。
「除光液使わずにお湯で取れるんだよね~あ、これ可愛い~」ミモロが見つけたのは、小さなつけ爪。
愛らしいイラストが描かれています。
「あの~ネイルアートしてもらえるんですか?」と、この日、お店には、ネイリストの方がお客様の要望に応え、好みの図柄を描いてくださるそう。ミモロは興味津々。
「はい、お手てだして…」と言われ、ミモロは、浴衣から手をネイリストさんの前へ伸ばします。
「このデザインがピッタリなんじゃないですか?」と。そこには、小さな白いネコが描かれています。
「うん、すごくいい感じ…」と、すっかり気に入ったミモロ…でも、問題が…それを付ける爪がありません。「ミモロ、ネコだけど、爪研ぎしたことないの…」とポツリ。爪のある方は、ぜひネイルアートも楽しいかも…。
次第に夕闇が迫ってきました。「祇園祭」の夜の賑わいがいっそう。「お腹空いた~」と言い出したミモロ。「ここで食べられないもの…」と、路上で食べるのが、苦手なネコ??は、アチコチ歩き回ります。
「あ、ここなら、持って帰れるものありそう」と足を止めたのは、「ホテル日航プリンセス京都」の前。
「ホテルのお料理なんでしょ?美味しいよ、きっと~」と。そして持って帰ることを考慮し、半被姿のホテルマンに「肉まん、ひとつください~」と注文します。「はい、どうぞ~」と紙袋に包んでくれた肉まんを受け取るミモロ。
ミモロは、肉まんを抱えて、人が多い、四条通ではなく、松原通を東へと向かいました。
「これから、もっとたくさんの人が出て来るね~」と、人混みが苦手なミモロは、東へと進みます。
「ここ涼しい~」と一息ついたのは、鴨川にかかる松原橋。川を渡る風がミモロの毛並みに吹き抜けます。
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