ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

5月14日に特別公開された通常非公開の「妙法院門跡」。現在進む修復工事作業。

2024-05-24 | 寺社仏閣
「この日、1日しか特別公開されてないんだって~」と、5月14日の午後、ミモロは、東山七条の「京都国立博物館」の東側にある「妙法院門跡」に向かいました。


「妙法院門跡」は、後白河法皇が新熊野神社を勧請するときに開創され、鎌倉時代から親王が入山し、天台宗三門跡寺院のひとつとなりました。(他は、三千院、青蓮院です)。その後、兵火で焼失するも、豊臣秀吉が、方広寺を建立する際に、寄進を受けて復興。国宝の桃山時代造営の庫裏をはじめ、江戸時代初期の建造物があるお寺です。

「このお寺、三十三間堂を管理してる本坊なんだ~知らなかった~」とミモロ。
そう、「三十三間堂」は、なんとこのお寺の飛地境内なのです。
「後白河法皇って、すごく広い離宮持ってたもんね~」と、改めて後白河法皇のパワーの大きさを思い知ります。

残念ながら、ここは、通常非公開の寺院ですが、5月14日だけは、ご本尊の普賢菩薩の御縁日の「五月会」が行われ、本堂を開帳。他の貴重な建物も拝見できます。


「すごく広いお寺なんだ~」と初めて訪れたミモロは、広い境内にビックリ…。


特別公開は、無料で、入るときに、「散華をどうぞ~」とお寺の方に促され、1枚選びます。


そこにお願い事を書いて、奉納しました。


普賢菩薩さまをお祀りする本堂の普賢堂。

そこで、参拝を…「りっぱな仏様だね~」と感激するミモロでした。

拝観コースに従って、いろいろな建物を巡ります。

内部からの撮影はできません。
桃山式書院などや、円山応挙や狩野永徳の見事な襖絵など、その豪華さに驚きます。
なんでも、江戸時代には、多くの文化人が集ったサロン的な場所でもあったそう。

ミモロが興味を抱いたのは、この場所が、「時代祭」にも登場する「七卿落ち」の密談をした場所だったこと。
「歴史にも深く関わりをもってるんだ~」と。

お庭も見事に手入れされ、そこには四季折々の花々が彩りと、パンフレットに…


さて、拝観を終えて外に出ると、ヘルメットをかぶった人たちが…

現在行われている庫裏の大修復作業の見学ツアーです。残念ながら、ミモロは到着が遅く、それに申し込むことができませんでした。
すっぽりと作業用の建物に覆われ、その中で進む作業です。

その一部は、拝観途中でも目にすることができました。


建物に使われている木材の大きさ…そのサイズは驚くものが…


七年がかりで進められる修復作業…「また、来年も見られるかも…」と期待するミモロです。


撮影できる場所が少なく、詳しくお伝えすることができません。ぜひ、実際に見てください・・・

*「三十三間堂本坊 妙法院門跡」京都市東山区妙法院前側町447 (通常非公開)

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