「菖蒲の葉っぱが屋根に乗ってる!」五月晴れの5月4日、ミモロは、京都西陣の千両ヶ辻にやってきました。邪気払いの菖蒲の葉っぱ…それを飾る伝統を目にするのは、今や稀!
今出川通から、大宮通を南へ。そこには、趣ある町家が続く西陣の雰囲気が感じられるエリアです。
かつて西陣織をはじめ、様々な帯や反物で、大変賑わい、その商いが千両に及ぶと言われ、「千両が辻」と呼ばれるようになった場所。そこにある「町家写真館」で5月4,5日の2日間「端午の節句展」が行われます。
13年ぶりの端午の節句での特別公開です。
「こんにちは~」とお友達と一緒に訪れたミモロ。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~」と笑顔を迎えてくださったのは、写真家の水野克比古先生と秀比古さん。
「雛祭りの時は、お世話になりました~」とミモロはご挨拶。
そう、3月にこのエリアで開催された「千両が辻のひな祭り」に、ミモロは、雛装束のお着換えショーをさせて頂きました。
「あの時は、すごい人でしたね~。ミモロちゃんも頑張ったね~」と。「はい、たくさんの方に楽しんでもらえたと思います」と、その時を思い出すミモロです。
さて、今回は、なんと13年ぶりに、5月に五月人形の展示を行った「町家写真館」。
水野家およびこのエリアにある五月人形を展示しています。
「五月人形は、雛人形に比べ、その数が少ないんですよ」と水野秀比古さん。
「この地域の方々にも呼び掛けて、展示を行ったんですが、雛人形のように残っていないんです。それだけ貴重なものですね~」と。
昔、端午の節句に飾って人形は、「神功皇后と赤ちゃんの応神天皇、坂田野金時(金太郎)など、昔のお話をテーマにした人形が多く、兜など甲冑飾りは、近年になってからなんです」と水野秀比古さんがお話くださいました。
「あ、知ってるスーパーウーマンの神功皇后さま…ご主人の仲哀天皇に代わって、妊娠中にも関わらず、朝鮮半島に出兵して、戦場で、後の応神天皇を出産した人でしょ!」と、ミモロ。「さすがミモロちゃん、よく知ってますね~そう、まさに今の女性の社会進出を象徴するような人ですね」と。
そばにいる老人は、武内宿禰で、赤ちゃんの応神天皇を抱いた姿が、人形のスタイルです。
端午の節句としての起源は、奈良時代ごろからといわれる、男子の健やかな成長を願う節句。
武者人形などが、飾られるようになったのは、武家の家からで、そのテーマは、勇ましい武将。商いの町の京都では、武家の多い江戸とは異なった感覚であったと思われます。
ですから、雅な宮中文化の雛人形に比べ、その数が少ないとも…。
「端午の節句って、菖蒲や粽や鯉のぼりの方が知られてるかもね~やっぱり粽と柏餅食べなくちゃ!」と、食に走ろうとするミモロです。
「桃太郎や金太郎の人形もあるね~」
また、秀吉の朝鮮出兵で虎退治をしたという加藤清正の姿も…
ミモロは、虎の方に心惹かれるよう…「だって、ミモロ ネコだからね~」
今回、五月人形の展示と共に、水野克比古先生の「京都の意匠」という写真集の出版記念も併せた2日間。
水野克比古先生ともお話できますよ。
写真家の水野歌夕さんと秀比古さんの写真集も揃っています。
また、「花結び」という洒落た結びのアクセサリーなどの展示販売も…
座敷の奥の坪庭には、葵祭に行列が身に着ける双葉葵が茂っています。
「双葉葵って、育てる、結構むずかしいんだよね~」と、以前、枯らせてしまったミモロです。
「甲冑飾りもあるよ~」ミモロは、その前で記念撮影。
千両ヶ辻では、他の町家などでも、五月人形の展示を見ることができます。
「きっと、これからもっと五月人形の数増えるんじゃないかなぁ~」と想像するミモロ。
家に飾ることができなくなった人形たちが、雛人形のように集まる可能性も…。
「なんかこのエリア、観光客少ないね~静かでいいね~」とミモロ。
近くには、「晴明神社」そして「京都御苑」の北側を通る今出川通。「北野天満宮」も歩ける範囲と言えます。
*「町家写真館」 京都市上京区大宮通元誓願寺下ル ☎075-431-5500 五月人形展は、5月5日まで 10時から16時半 入場無料
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
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ミモロオリジナルグッズをぜひ~ご覧ください~
ミモロのウールジャージひざ掛け
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
今出川通から、大宮通を南へ。そこには、趣ある町家が続く西陣の雰囲気が感じられるエリアです。
かつて西陣織をはじめ、様々な帯や反物で、大変賑わい、その商いが千両に及ぶと言われ、「千両が辻」と呼ばれるようになった場所。そこにある「町家写真館」で5月4,5日の2日間「端午の節句展」が行われます。
13年ぶりの端午の節句での特別公開です。
「こんにちは~」とお友達と一緒に訪れたミモロ。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~」と笑顔を迎えてくださったのは、写真家の水野克比古先生と秀比古さん。
「雛祭りの時は、お世話になりました~」とミモロはご挨拶。
そう、3月にこのエリアで開催された「千両が辻のひな祭り」に、ミモロは、雛装束のお着換えショーをさせて頂きました。
「あの時は、すごい人でしたね~。ミモロちゃんも頑張ったね~」と。「はい、たくさんの方に楽しんでもらえたと思います」と、その時を思い出すミモロです。
さて、今回は、なんと13年ぶりに、5月に五月人形の展示を行った「町家写真館」。
水野家およびこのエリアにある五月人形を展示しています。
「五月人形は、雛人形に比べ、その数が少ないんですよ」と水野秀比古さん。
「この地域の方々にも呼び掛けて、展示を行ったんですが、雛人形のように残っていないんです。それだけ貴重なものですね~」と。
昔、端午の節句に飾って人形は、「神功皇后と赤ちゃんの応神天皇、坂田野金時(金太郎)など、昔のお話をテーマにした人形が多く、兜など甲冑飾りは、近年になってからなんです」と水野秀比古さんがお話くださいました。
「あ、知ってるスーパーウーマンの神功皇后さま…ご主人の仲哀天皇に代わって、妊娠中にも関わらず、朝鮮半島に出兵して、戦場で、後の応神天皇を出産した人でしょ!」と、ミモロ。「さすがミモロちゃん、よく知ってますね~そう、まさに今の女性の社会進出を象徴するような人ですね」と。
そばにいる老人は、武内宿禰で、赤ちゃんの応神天皇を抱いた姿が、人形のスタイルです。
端午の節句としての起源は、奈良時代ごろからといわれる、男子の健やかな成長を願う節句。
武者人形などが、飾られるようになったのは、武家の家からで、そのテーマは、勇ましい武将。商いの町の京都では、武家の多い江戸とは異なった感覚であったと思われます。
ですから、雅な宮中文化の雛人形に比べ、その数が少ないとも…。
「端午の節句って、菖蒲や粽や鯉のぼりの方が知られてるかもね~やっぱり粽と柏餅食べなくちゃ!」と、食に走ろうとするミモロです。
「桃太郎や金太郎の人形もあるね~」
また、秀吉の朝鮮出兵で虎退治をしたという加藤清正の姿も…
ミモロは、虎の方に心惹かれるよう…「だって、ミモロ ネコだからね~」
今回、五月人形の展示と共に、水野克比古先生の「京都の意匠」という写真集の出版記念も併せた2日間。
水野克比古先生ともお話できますよ。
写真家の水野歌夕さんと秀比古さんの写真集も揃っています。
また、「花結び」という洒落た結びのアクセサリーなどの展示販売も…
座敷の奥の坪庭には、葵祭に行列が身に着ける双葉葵が茂っています。
「双葉葵って、育てる、結構むずかしいんだよね~」と、以前、枯らせてしまったミモロです。
「甲冑飾りもあるよ~」ミモロは、その前で記念撮影。
千両ヶ辻では、他の町家などでも、五月人形の展示を見ることができます。
「きっと、これからもっと五月人形の数増えるんじゃないかなぁ~」と想像するミモロ。
家に飾ることができなくなった人形たちが、雛人形のように集まる可能性も…。
「なんかこのエリア、観光客少ないね~静かでいいね~」とミモロ。
近くには、「晴明神社」そして「京都御苑」の北側を通る今出川通。「北野天満宮」も歩ける範囲と言えます。
*「町家写真館」 京都市上京区大宮通元誓願寺下ル ☎075-431-5500 五月人形展は、5月5日まで 10時から16時半 入場無料
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