新緑が美しい京都…5月25日にミモロは、鹿ケ谷の「安楽寺」を訪れました。
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サツキが彩るのは、法然上人の弟子の住蓮上人と安楽上人の慰霊の場所。
「安楽寺」は、住蓮上人と安楽上人が結んだ「鹿ケ谷草庵」がそのルーツで、法然上人が、二人の菩提を弔うために復興させたお寺です。
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いつもは、公開されていませんが、地蔵縁日、春の桜、ツツジ、サツキの時期、夏の7月25日のカボチャ供養、秋の紅葉の頃に、一般公開されています。
まずは、死罪となった両上人の慰霊塔に参拝。
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それから、本堂へと向かいました。
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ご本尊の阿弥陀如来に参拝。「南無阿弥陀仏…」と唱えます。
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さて、ご本尊の脇に祀られるのは、住蓮上人と安楽上人、そして尼の姿は、後鳥羽上皇の女御だった松虫と鈴虫の像です。
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浄土へと救いを求める教えを広める両上人…「イケメンで、声もすごくよかったんだって~だから、参拝者には、出家する人も多かったって…」とどこかの資料で学んだミモロ。
当時、後鳥羽上皇の寵愛を受けていた19歳と17歳の松虫と鈴虫は、上皇が熊野詣に出かけている隙に、御所を抜け出し、「鹿ケ谷草庵」で、両上人に頼み出家してしまいます。京都に戻った上皇は激怒し、両上人を斬首に処します。
事は、それだけに収まらず、当時、人々の間に広まる念仏教団の弾圧に、この事件を期に乗り出し、両上人の師匠である法然上人と親鸞聖人を流罪にします。
本堂には、法然上人と親鸞聖人の御像も祀られています。
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75歳で、讃岐国(香川県高松)に流罪となった法然上人は、その後、都に戻り、二人の上人を悼んで、草庵を復興し、「安楽寺」と名付けた寺に…そして江戸時代になり、現在の本堂が再建されます。
越後に流された親鸞聖人が使われたと、伝えられる笠と杖も本堂に…
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北陸エリアは、浄土真宗の信者が多いのは、この流罪により、そこの人々を救ったためと言われます。
浄土宗、そして浄土真宗における歴史的な流れが、このお寺から始まったのです。
「サツキのお庭を拝見しよう~」とミモロは、お寺の奥へ。
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「今年、サツキ咲くの早かったのかな?」と、いつもより花が少なく感じます。
地球温暖化の影響で、以前と花の時期に変化があるよう…「まぁ、しょうがないね~自然の事だもの…」と。この日も夏を思わせる暑さです。
境内の仏足石を拝みます。
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この石は、昔土葬の時代にここに棺を置いたそう。火葬の時代になり、その役目を終えた石は仏足石として蘇ったのです。
また、境内の一角にある小さなお堂は、「くさの地蔵菩薩」という皮膚病や腫瘍、ガンの平癒の地蔵さまとして古くから多くの信仰を集めたお地蔵さまが祀られています。
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「今は、可愛いお地蔵様がお守りしてるんだよね~」
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現在も地蔵堂ご開帳に多くの参拝者が訪れています。
最後に訪れたのは、この日、ほとんど訪れる人がいない…動物の慰霊場所。
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ネコをはじめ、犬、小鳥など、家族として過ごした動物たちの御霊を弔うところで、ネコのミモロが必ず参拝する場所です。
サツキが参道を彩る境内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/9b/315ec3533303c1b1e5e2c468ea9e2f67.jpg)
「もう夏も近いね~」境内の紫陽花がサツキの後を追うように咲き始めました。
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「次は、7月25日の鹿ケ谷カボチャの日に来ないと…」と、毎年のようにお手伝いをしているミモロです。
*「安楽寺」の詳しい情報はホームページで
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サツキが彩るのは、法然上人の弟子の住蓮上人と安楽上人の慰霊の場所。
「安楽寺」は、住蓮上人と安楽上人が結んだ「鹿ケ谷草庵」がそのルーツで、法然上人が、二人の菩提を弔うために復興させたお寺です。
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いつもは、公開されていませんが、地蔵縁日、春の桜、ツツジ、サツキの時期、夏の7月25日のカボチャ供養、秋の紅葉の頃に、一般公開されています。
まずは、死罪となった両上人の慰霊塔に参拝。
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それから、本堂へと向かいました。
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ご本尊の阿弥陀如来に参拝。「南無阿弥陀仏…」と唱えます。
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さて、ご本尊の脇に祀られるのは、住蓮上人と安楽上人、そして尼の姿は、後鳥羽上皇の女御だった松虫と鈴虫の像です。
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浄土へと救いを求める教えを広める両上人…「イケメンで、声もすごくよかったんだって~だから、参拝者には、出家する人も多かったって…」とどこかの資料で学んだミモロ。
当時、後鳥羽上皇の寵愛を受けていた19歳と17歳の松虫と鈴虫は、上皇が熊野詣に出かけている隙に、御所を抜け出し、「鹿ケ谷草庵」で、両上人に頼み出家してしまいます。京都に戻った上皇は激怒し、両上人を斬首に処します。
事は、それだけに収まらず、当時、人々の間に広まる念仏教団の弾圧に、この事件を期に乗り出し、両上人の師匠である法然上人と親鸞聖人を流罪にします。
本堂には、法然上人と親鸞聖人の御像も祀られています。
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75歳で、讃岐国(香川県高松)に流罪となった法然上人は、その後、都に戻り、二人の上人を悼んで、草庵を復興し、「安楽寺」と名付けた寺に…そして江戸時代になり、現在の本堂が再建されます。
越後に流された親鸞聖人が使われたと、伝えられる笠と杖も本堂に…
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北陸エリアは、浄土真宗の信者が多いのは、この流罪により、そこの人々を救ったためと言われます。
浄土宗、そして浄土真宗における歴史的な流れが、このお寺から始まったのです。
「サツキのお庭を拝見しよう~」とミモロは、お寺の奥へ。
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「今年、サツキ咲くの早かったのかな?」と、いつもより花が少なく感じます。
地球温暖化の影響で、以前と花の時期に変化があるよう…「まぁ、しょうがないね~自然の事だもの…」と。この日も夏を思わせる暑さです。
境内の仏足石を拝みます。
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この石は、昔土葬の時代にここに棺を置いたそう。火葬の時代になり、その役目を終えた石は仏足石として蘇ったのです。
また、境内の一角にある小さなお堂は、「くさの地蔵菩薩」という皮膚病や腫瘍、ガンの平癒の地蔵さまとして古くから多くの信仰を集めたお地蔵さまが祀られています。
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「今は、可愛いお地蔵様がお守りしてるんだよね~」
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現在も地蔵堂ご開帳に多くの参拝者が訪れています。
最後に訪れたのは、この日、ほとんど訪れる人がいない…動物の慰霊場所。
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ネコをはじめ、犬、小鳥など、家族として過ごした動物たちの御霊を弔うところで、ネコのミモロが必ず参拝する場所です。
サツキが参道を彩る境内
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「もう夏も近いね~」境内の紫陽花がサツキの後を追うように咲き始めました。
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「次は、7月25日の鹿ケ谷カボチャの日に来ないと…」と、毎年のようにお手伝いをしているミモロです。
*「安楽寺」の詳しい情報はホームページで
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