ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都各寺で営まれる「彼岸法要」。秋が忍び寄る「知恩院」へ

2015-09-21 | 京都

20日は、秋のお彼岸の入り。ミモロは、仕事場のご近所の「知恩院」へ、お詣りに行きました。

「知恩院」は、御存じの通り、法然上人が開基した浄土宗の総本山です。
徳川家の菩提寺であり、国宝の三門は、徳川秀忠が創建、法然上人の御像を安置する御影堂は、徳川家光により再建されたもの。その後も、徳川家により、篤く守られたお寺です。
ミモロは、北側の黒門から境内へ。このお寺は、単に寺院としてだけでなく、徳川家が朝廷を見守るために築かれた山城の体が伺えます。
東山の中腹に位置する寺からは、今は、いろいろの建物でよく見えませんが、かつては眼下に「京都御所」を見渡せたのです。
石垣の姿は、お城のよう…。

「だから、結構階段あるんだよね~」と息を切らせるミモロです。

「う~やっぱりお寺というより、お城ぽい感じ…」


さて、「知恩院」では、20日から26日まで、「秋季彼岸会」という法然上人御堂に「観経曼荼羅」という大きな曼荼羅をお祀りして、ご先祖の回向が行われます。
「ここから入るんだよね~」

御堂にあがり、僧侶の読経に心鎮め、ご先祖様を思うミモロでした。

さて、現在、国宝の「御影堂」は、平成の大修理の真っ最中。8年計画で、屋根瓦の全面葺き替え、劣化した箇所の補修、耐震補強工事などが行われ、平成31年に竣工の予定です。「まだずいぶんかかるんだね~」
 

「国宝御影堂平成大修理 現場見学会」というのを、毎月第1日曜日に行っています。
事前に申し込みが必要。12時、14時の2回、書く30分間。1回の定員は、50名(申し込み順) 申し込み先:御影堂修理事務局 075-531-2241


「ミモロも行ってみたい~。申し込もうよう~」とねだっています。 

御堂での法要の後、ミモロは、阿弥陀堂へ。
 
阿弥陀様にも、しっかり参拝。

境内の中を歩いてると、
「あ、赤い葉っぱが落ちてる~」

上を見ると、楓の木の上の部分が紅葉を始めています。
 

「なんか去年より、紅葉するの早いみたい…」と思うミモロです。

京都は、最近、日中は、30度近い夏の陽気、でも、16時ごろになると、めっきり空気が冷たくなって、夜は、上着が必要なほど冷え込みます。この気温差が、紅葉を速めている原因のようです。

例年は、桜の紅葉が始まり、それが終わるころ、楓の紅葉が始まるのですが、今年は、並行して紅葉しています。

「知恩院」では、11月6日から12月5日まで紅葉のライトアップがスタート。
「このままだと、その前に紅葉しちゃったりして~」

「でも~まだ昼間暑いよね~ほら、夏から咲いてる花もまだあるよ…」

「これ、フヨウ?それともムクゲ?」とミモロ。え~そんなこと聞かれてもわかんない…。
たぶん、ピンクのは、フヨウ、白いのはムクゲじゃないかな?「どうして?」と追及するミモロ。

花の中心のシベが、花の向きにかかわらず上を向くのが、フヨウで、花が横なら、横に真っ直ぐ伸びるのがムクゲだと思うけど…。お花に詳しい方・・・ぜひ教えてください…。ミモロにはっきり答えられませんので…。

ともかく、今、京都は、夏と秋が混ざりあった季節…。

「お空は、すっかり秋なんだけど...」
青い空にぽっかり浮かぶ雲…空が高く感じる秋の様子を示しています。



*「知恩院」の詳しい情報はホームページで

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コメント
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