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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

京都大学 11月祭。クジラや猪の串揚げを食べたり、和太鼓体験など、楽しくて珍しい体験

2012-11-28 | イベント

京都大学の学園祭『11月祭』に、お友達と出かけたミモロ。
プラネタリウムを見学した後、大学の正門あたりを歩いていると、なにやらみんなが時計台を見上げています。

ヘルメットをかぶった学生たちが、時計台の上からビラをまいていました。
「これ、昔の大学紛争の写真で見たことがある風景…」そう、今から40年ほど昔、学生たちは、政府の安保条約などに対し抗議するために、大学を占拠して、反対行動を示しました。ここ京都大学も、そんな大学紛争の拠点のひとつでした。

空から降ってきたビラを拾い上げてみると、大学の松本総長に何か要求するために、集結を呼びかける内容。
でも、そのビラを裏返すると、そこには「くじら、いのしし、ダチョウの串揚げ」のテントの案内…。「あ、こっちの方が興味あるー」とミモロ。

そこで、ミモロたちは、さっそくその串揚げのテントを探しに行くことに。
「えーと確か、そのテントは、グラウンドの方よ」と、学園祭を案内してくれている大学院生の井上さん。ミモロは、その後に続きます。

正門を出ると、その脇に、「京都大学放送局」ののぼりが。ミモロは興味津々で近づくと。
「あ、かわいいクマちゃん、いらっしゃ…」とDJの学生さん。
「あのーネコなんですけど…」とミモロはちょっと自己紹介。「今日は、ネコのミモロちゃんが、来てくれました。みなさんのところにもゆくかもしれませんよ」と、放送してくれました。
「キャ!ちょっと照れちゃう…」と、まんざらでもない表情のミモロです。

広い大学のキャンパスの中をトコトコ歩き、グラウンドで、お目当てのテントを発見。
「あ、ここだー」
「あのークジラとイノシシとダチョウの串揚げくださーい」「はい、どうぞ…」
「これがクジラ…こっちがイノシシ…」とこんがりあがった串揚げを次々に。初めて食べる珍しいお肉です。「お味は、いかがですか?」と、着ぐるみ姿の学生さん。

「うーん、イノシシは、脂が多い感じのお肉。クジラとダチョウは、わりとサッパリで食べやすい…」とお返事するミモロでした。

「なんか喉が渇いちゃったー」と、飲み物を探すことに。
「ハーイ、こっちにいろいろありますよー」と、イケメンのお兄さんたちがミモロに声を。

テーブルにずらり並んだボトル。「あのジンジャエールください」。ここの学生さんは、同じ高校の卒業生だそう。

「ひと昔の学生さんより、どの学生さんもカッコイイ…」と思うミモロです。
さて、お腹も満たされたミモロは、グラウンドの中ほどに並ぶ和太鼓のところへ。
「わーいい感じー和太鼓ってステキー」と、お腹に響く和太鼓の音にすっかり魅了されたよう。
「よければ今から和太鼓体験しませんか?」と、「えー、やらせてもらえるの?」と。

お兄さんに手を添えてもらいながら、ミモロも和太鼓を打つことに。
「そうそう、あんまりギュッとバチを持たなくても大丈夫ですよ」と。
「キャー楽しい・・・」
和太鼓を初めて打ったミモロは、もう夢中。はじめは、ゆっくりとしたリズムを。そして次に少し速めなリズムへと異なったリズムで打って行きます。お友達といっしょに輪になって合奏。
この和太鼓の方々は、アマチュアの和太鼓集団「婆沙羅(ばさら)」という社会人グループで、毎週土曜日に、町から離れた岩倉の自然の中で練習しているそう。京大の学生さんにもメンバーの方が。12月1日、15日には、無料和太鼓体験ができるとか…。興味のある方は、「和太鼓 バサラ」で検索を。
「行ってみようかなー」と、ミモロ。

「ミモロちゃん、まだまだ見るとこいろいろあるわよー」と井上さん。
「えー次は、なあに?」と、弾むような足取りで、井上さんの後を追うミモロです。



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