goo blog サービス終了のお知らせ 

熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

衆議院選挙

2012-12-16 18:37:31 | Weblog
衆議院選挙の投票に行ってきました。

投票所に着いてみると前回の衆議院選挙と比べて人が少ない。
前回の選挙は、朝早く行ったのですが長蛇の列で、午後遅くに投票しました。
今回は低調ですね。

期日前投票も前回より2%低く、16時現在の投票率も前回より7%低いという低投票率です。

深刻なのは若者の投票率が低いことですね。
私の地元の投票所でも、高齢者ばかりで若い人の姿を見ることがありませんでした。
投票を終えた人が「若い人が来てないね」と嘆いていました。

これでは高齢者向けの政策が多くなり、益々若い人の政治不信、政治無関心が強まりそうですね。

なんとかしないと将来の日本が心配です。

投票率が50%を切ったら深刻な問題ですね。
何しろ有権者の25%以下の支持で当選する議員が続々出てくるのですから。
これでは有権者の信任が得られたとは言えませんね。

最高裁が一票の格差の違憲判決と選挙無効判決を出して、ショックを与えないとダメですかね。







ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職務発明

2012-12-15 19:03:03 | Weblog
日本知的財産協会、日本製薬工業協会等が共催する「産業横断 職務発明フォーラム」に参加してきました。

第一部の基調講演に続いて第二部のパネルディスカッションが行われました。

基調講演は、①職務発明制度に関する基礎知識 ②職務発明制度はイノベーション促進に有効か ③日本の制度との対比における欧米諸国の職務発明制度の3テーマです。

①は、基礎的な内容ですが、参考になる説明もありました。
私と見解は異なりますが改正法施行後も訴訟リスクは減少しないという講師の見解も説得力が有りましたね。
職務発明の相当の対価請求権の根拠について、インセンティブ論を批判して使用者が保有する営業秘密から説明しています。
田村先生はどのように反論するのでしょうか。

②は、日米欧発明者サーベイ結果に基づいて検討し、ショップ・ライトのモデルを強制するのではなく、合理的な制度になるように自由な設計を許容することが重要であると説明していました。
私も同意見です。
東北地方に特区を作って世界中から研究者を招聘し、特許法35条の適用を排した柔軟な職務発明契約を締結して企業の投資意欲を刺激することも考えてみると良いかもしれません。

③は、個人的には一番収穫があった講演です。
欧米の職務発明制度の概要の説明と添付資料の論文からかなりの情報が得られました。
この情報に中国を加えれば、世界主要国の職務発明制度は網羅できますね。

大変参考になったフォーラムでした。






ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の生きる道

2012-12-14 22:13:28 | Weblog
NHK夜のニュース番組の特集で「日本の生きる道」を取り上げていました。

アフリカでJICAとヤマハが農業用灌漑ポンプと浄水装置を組み合わせたシステムの本格展開を目指し、現地調査を続けています。

アフリカ西部にあるセネガルの無電化地域、ジャウドゥナール村。
フランス風の街並みで世界遺産に登録された同国北西部のサンルイ島にほど近い漁村に2011年11月、ヤマハ発動機が浄水装置を設置しました。

「村人の病気がなくなった」。
浄水装置が作り出す水をくみに来た女性たちが笑顔を見せています。

JICAとヤマハは現地の人と一緒になってきめ細かな活動を続けて成果を挙げています。
何よりも現地の人に喜ばれることが嬉しいですね。

開発途上国に対する援助は、中国のように大金を投入して中国人が現地ビジネスを乗っ取るようなものではなく、あくまでも現地の人に喜ばれるきめ細かな援助が日本らしい援助です。

日本の生きる道を示していますね。

日本の安全保障は、軍事力に頼るのではなく、経済力を背景にしたものでもないように思います。

JICAとヤマハがアフリカで展開している支援活動を通して世界の人々の信頼を勝ち得ることが最も有効的な安全保障ではないでしょうか。

日中、日韓、日露と困難な問題を抱えていますが、世界の国々の信頼を得ることが領土問題の解決にもつながると思います。

自民党や維新が主張している勇ましい言葉に踊らされてはいけません。

日本の安全保障は平和的に外交で行っていくことが良いと思います。

冷静な議論と正しい判断が必要です。






ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

反省と後悔

2012-12-13 09:33:59 | Weblog
先日、テレビドラマを見ていると、主人公が「反省と後悔は違う」と言っていました。

「反省」は前へ進むために立ち止まって考えるのに対して、「後悔」は立ち止まって後ろを振り返るだけで前に進むことはない、と言うことです。

私が企業勤務時代に、問題を起こした部下に対して「反省」を促す注意をしないで、「後悔」をさせる非難をしていたのではないかと、「後悔」しています。
あっといけない「反省」していますですね。

問題を起こした場合、前え進むために「反省」することは必要ですが、立ち止まって前に進むことがない「後悔」は何も得ることはありません。

問題を起こした企業経営者や政治家に反省を促す注意をしないで、「後悔」させる非難ばかりしている気がします。

良い企業、良い社会を創るためには問題を起こした当事者に「反省」して前に進んでもらわなければ意味がありません。
非難を繰り返して経営者、政治家を交代させるだけでは前に進むことはできないのではないかと思います。

ある程度の寛容性が必要です。

「反省」して前へ進むことができる経営者や政治家を選ぶ能力を身につけることも必要ですね。






ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・イルミネーション

2012-12-12 20:28:34 | Weblog
クリスマス・イルミネーションを楽しむ季節が到来しました。

自宅から小田急線海老名駅に向かう沿道に、毎年クリスマス・イルミネーションの飾りつけを行っているお宅があります。

地元でもかなり有名です。

先日、研修会の帰りにこのお宅の前を通りました。

今年のクリスマス・イルミネーションが始まっていました。












クリスマスが近づいていることを実感しますね。

それにしても綺麗です。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱柏原

2012-12-11 08:34:18 | Weblog
新聞の見出しに「脱柏原」の文字。

ついに新潟の原発も廃炉になるのか、と思いながらよくよく記事を読んでみると、
箱根駅伝の話でした。

箱根駅伝の前回大会の上位5チームの監督による「トークバトル」が10日、都内で行われたそうです。
 
話題の中心は、「山の神」と呼ばれた東洋大の柏原竜二が卒業後の「山登りの5区」で、東洋大の酒井監督が「『脱柏原』を掲げてきたので不安はない」と自信を見せると、早大の渡辺監督も「うちは5区の経験者がおり、面白いレースができる」と対抗心をむき出しにしたそうです。

青学大の原晋監督も「今回は復路まで優勝争いは分からない」と笑みを浮かべるなど、本番より一足早く舌戦を繰り広げました。

そういえば、箱根駅伝までもう1ヶ月を切りましたね。

毎年楽しみにしている箱根駅伝、我が母校の早稲田、中央、法政、地元の神大の活躍は如何に。

1月2日、3日が楽しみです。







ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

廃炉

2012-12-10 21:21:32 | Weblog
日本原子力発電敦賀原発の敷地内の断層を調査した原子力規制委員会は10日、外部の専門家を交えた評価会合を開き、2号機の原子炉建屋直下を通る断層は活断層である可能性が高いとの認識で一致したそうです。

国のルールは活断層の真上に原子炉建屋を建てることを認めていないため、2号機は再稼働できず、廃炉を迫られる公算が大きくなりました。

廃炉になれば、東日本大震災以降では、事故を起こした東京電力福島第一原発1~4号機以外で初めての例になりますね。

今回の原子力規制委員会の判断は妥当なので一安心というところです。

実のところ、原子力規制委員会の委員は原発推進派が多いのではと心配していましたが、妥当な判断をされたので、信頼のおける委員会だと思われます。

衆議院選挙で自民党が政権を担うことになりそうですが、自民党は原発推進派の有力議員が多く、脱原発は遠のくことが確実です。

私が心配しているのは、原子力規制委員会で安全が確認された原発は再稼働させるし、新規原発も認めると言っている甘利議員が経済産業大臣に任命されることです。

甘利大臣になったら、原子力規制委員会の委員を原発推進派に交代させていい加減な安全基準を作り、どんどん原発を動かしていくという悪夢が現実になりそうです。

原発問題は国民全員で監視していかなければいけませんね。

それ以外の憲法改正、TPP、消費税、沖縄基地問題等の政策も監視続けなければいけません。

選挙が終わってからが本番です。






ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経済学

2012-12-09 17:08:48 | Weblog
小島寛之さんの「ゼロからわかる経済学の思考法」を読みました。

この本は、ゲーム理論、リサーチ理論、マーケット理論等を組み合わせて、従来のミクロ経済学とは異なる方法で経済学の思考方法をわかりやすく説明しています。

私も大学で経済学を学んだので経済学の概要は理解していますが、従来のミクロ経済学は分かりにくく現実感が得られないという印象でした。

それと経済学者がミクロ経済学を物理学と混同しているのか、「ほとんどの経済現象はミクロ経済学で説明できる」と言っているのを聞いて、物理学を専攻した私としては違和感を禁じえませんでした。

著者も同様の見解を持っていて、テレビに登場して経済現象を理論で説明できると自信満々に言う経済学者を痛烈に批判しています。

このような見解を持っている人が書いた本なので、分かりやすく説得力があります。

正に目から鱗の経済学ですね。








ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村勘三郎さん逝く

2012-12-08 23:00:51 | Weblog
現代を代表する歌舞伎俳優の一人で、映像でも活躍した中村勘三郎さんが5日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群のため東京都文京区の病院でお亡くなりになられました。

まだ57歳という若さです。

中村勘三郎さんは、人気と実力を兼ね備えた華のある俳優として、古典から新作まで自在の演技で観客を魅了していました。

中村勘九郎さんの時から好きな歌舞伎俳優でした。
歌舞伎の世界に留まらず、いろいろなジャンルでご活躍でした。

あれだけ有名になったのに驕り高ぶることがなく、年下の人にも丁寧な言葉で話していたことが印象的でしたね。

余りにも突然な訃報で言葉も出ませんが、感動的なお芝居を見させていただいたことに感謝感謝です。

ご冥福をお祈りいたします。










ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学問のすすめ

2012-12-07 20:57:30 | Weblog
自宅近くの大学図書館で、この大学の創始者福沢諭吉が書いた「学問のすすめ」を借りてきて読みました。

この本は、「学問のすすめ」の現代語訳です。

私が10代後半に読んだ「学問のすすめ」は現代語訳ではなかったので、読むのに苦労しました。

この本は初編から一七編まで福沢諭吉の学問に関する考えが書かれています。

その一編一編は熟読して噛み締める価値があるものです。

私の青春時代に「学問のすすめ」を読んで刺激を受け、志を高く持って生きることの大切さを学び、研究者の道を目指しました。

この本にも書かれていますが、学問の目的は二つあり、一つ目は「一人の人間としての働き」、つまり、心と体を働かせて衣食住を手に入れることです。
この目的は最低限のもので、これで満足していては世の中の進歩はありません。

二つ目は「社会の一員としての働き」、先人の遺産を受け継ぎ、引き継ぐ、すなわち、先人の遺産を受け継いで自らの貢献を加えて後の世代に引き継いでいくことが大切であるということです。

青春時代に志を高く持って生きてきたつもりですが、年を重ねてくると自分の楽しみに目を奪われて二つ目の目的を忘れていましたね。

もう一度志を高く持って、少しでも世の中の役に立つような仕事をしないといけませんね。

「学問のすすめ」良い時に良い本を読みました。





ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする