熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

円安ではなく円弱

2022-09-03 18:51:08 | 研修
円安の流れが止まりません。
1ドル140円となり、145円を越えて150円に届く可能性もありますね。

さらに問題なのは、対ドルだけでなくすべての通貨に対して価値が下がっていることです。
ロシアのルーブルやトルコのリラ、その他の新興国通貨に対しても価値が低下しています。

BSTBSの番組「19/30」で「日本は円安ではなく円弱だ」とコメントしていましたが、その通りです。
外国の旅行者が日本は円の価値が下がっているのに中央銀行や政府に文句を言わないのが不思議だと発言していました。

専門家の意見も同じです。

「行きすぎた円安で円がジャンク(がらくた)通貨化している」。日本銀行の政策を長年分析してきた「日銀ウォッチャー」で知られる、東短リサーチの加藤出(いずる)チーフエコノミストは、ドルに対して24年ぶりの円安水準となる140円台をつけたことを受け、円の現状に警鐘を鳴らした。「日銀の政策の影響で、私たちがためてきたお金の対外(的な)価値が落ち、生活コストが上昇してきている」と述べ、日銀の政策の影響の大きさも指摘している。

日銀の黒田総裁は退任まで何もしないようですが、日本の通貨の価値を下落させた張本人として歴史の悪名を残すことは間違いありません。

安倍ー黒田ラインで日本の価値が低下したことは疑いの余地はありません。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする