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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

セミナー講師

2010-02-25 22:05:25 | Weblog
知財セミナーの講師をしてきました。

私と先輩弁理士との二人が講師となり、大学と企業との共同研究の成功モデルを提案するという内容です。

最初に私が、企業の立場から共同研究の進め方を説明して、次に先輩弁理士が大学の立場から共同研究の進め方を説明します。
最後に、二人で共同研究モデルについて説明して、受講者と議論をするという進め方です。

受講者の皆さんが積極的に議論に参加していただき、実りの多いセミナーとなりました。

受講者との議論で感じたことは、企業規模、ビジネス分野、大学の規模、TLO等の担当者によって、共同研究の進め方が大きく異なっており、定型化するのはかなり難しそうだということです。

私達が提案した「共同研究モデル」について受講者が興味を持ち、採用したいと感想を述べていました。
受講者のお役に立つことができたというのは、本当に、講師冥利につきます。

セミナー終了後に、セミナー主催者、先輩弁理士、私に、大学関係者1名を交えて食事をしました。
その席で、企業と大学との共同研究の裏話も聞くことができ、大変収穫の多いセミナーでした。

先輩弁理士と協業して、今回の講演内容を論文に纏めることにしました。
司法試験が終了してから論文を執筆することになると思いますので、出来上がりは夏ごろでしょうか。

現在作成中の論文、「職務発明の相当の対価 - 自己実施における使用者が受けるべき利益の算定 - 」と並行して執筆することになりそうです。

忙しいのは困りものですが、司法試験が終了すれば、時間が確保できますので、ノンビリと執筆活動に入れるでしょう。

焦らずにノンビリと創作活動を楽しむことにします。




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