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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

宅老所

2008-01-26 20:38:24 | Weblog
NHK生活ほっとモーニングで、「にぎやかな“大家族”~宅老所「井戸端げんき」の人々~」を放送していました。

「託児所」は聞いたことがありますが、「宅老所」は初めて聞く名前です。
「宅老所」とは、民家などを利用してお年寄りのデイサービスなどを行う福祉施設で、小規模ゆえに、制度の枠にとらわれない臨機応変なサービスを可能にしています。

宅老所「井戸端げんき」を運営しているNPO法人は、経費の75%が人件費で、施設費用の割合が低いことが特徴です。
これは、古い民家を借りて使用しているので、施設費用が少なくてすみ、その分、人件費に回して、介護スタッフの数を多くしています。
この施設を利用しているお年よりの感想は、「民家なので落ち着いて利用できる」「介護スタッフの人数が多く、親切なので、安心して利用できる」と大変好評でした。

介護スタッフの一人の方は、うつ病に悩まされていましたが、この施設のスタッフになって、お年寄りの介護をして、そのお年寄りから頼りにされるので、自分の存在価値を見出したそうです。
「与えることは与えられることです」自分がお年寄りを介護をしているのに、お年寄りから自信を与えられている、と言うことですね。

このような施設が、小学校と同じように、各地域に一つ以上あれば良いのですが。
小学校と宅老所が地域の核になり、同じ地域の病院・商店・家庭がネットワークを形成して、地域で助け合って生きる社会、素晴らしいですね。

宅老所が地道に地域に浸透していくことを願っています。
私も何かお手伝いできることを探します。



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