わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

曖昧なものを深掘りする

2009-12-20 07:45:12 | オトナの学び
論文の審査会前の合同授業が終了~。


いやー、胃が口から出るかと思った


論文審査のスケジュールはこんな感じになっていて
12月5日 提出
12月19日 合同授業 ここで審査会のリハーサルを行う ほかのワークショップの教官からビターな突っ込みが入ったり、ダメ出しが出たり・・・
で、修正したり、追記したり、発表用の資料の作成をしたり・・・ってことを行い、
1月13日 差し替え提出締め切り
1月31日 審査会(15分間でパワポを使ってプレゼン+10分間の質疑応答)


となります。
この審査会は去年はオブザーバーとして参加させていただきましたが、もうねぇ、ピリピリした緊張感と内容のレベルの高さに凹みまくって帰ってきた記憶が蘇ります。


で、昨日の合同授業。
あたしは、完全に甘く見ていて、プレゼン資料はこんな感じでいいっすか?とか、ここはこういうふうに喋った方がいいっすっか?みたいな相談ができるのかしら?といつものワークショップの延長かと思っちょりました。
一応、発表用のパワポは作成して教官に送ってありましたが、ダメ出しいっぱいあったのに、結局「なんとかなるっしょ」と、修正もしてないし。


合同授業は午後からだったんだけど、いつもの習性で、お弁当作って、代官山(といってもちと外れのPicassol)で、ブラウニーとスコーンを買って(今日、弟夫婦に会うのでお土産に♪)、10時半くらい学校について、借りた本を受け取ってパソコン借りて、ブログでも更新するかなー、持ち帰った仕事でもやるかなー、と掲示板見て愕然



13:00~13:15 発表
13:15~13:35 質問
12分で予備鈴が鳴ります。 (以下、人数分)






ええええぇぇええぇ~っ!


本番さながらじゃん。


ということで、急きょ発表用のパワポを、


しこしこしこ
せっせせっせ


と修正、追記。


あたしの発表は6人中5番目だったんだけど、前半の会計のクラスのみなさんの完成度の高さと教官からのカカオ90%くらいのビターな質問に「まずい、本格的にまずい」と生きた心地せず


聞けば皆さん、リハーサルを何度かやられたとか・・・こちとらぶっつけ本番ですけど
論文の目次も入れてなければ、会社の概要も書いてないし、いつものノリで作っちゃったパワポなので「じゃ、~~すればいいじゃん」みたいなふざけた表記はそのままだし、胃が口から飛び出るかと思った。


で、発表は予想通り、時間オーバーでぐだぐだです


あたしのアプローチや論文の仕立てはMBAのそれとは思えないような構成になっていて、発表用の8000字くらいのレジュメしか教官たちは読んでいないんだけど、正直なところ「理解不能」なんだろうと思う。
特に、今回は会計のクラスと合同で、会計や財務の専門の先生方からは「なんじゃ、それ?」って内容だからか、質問も出ませんでした


人材、組織系の先生方からはいくつかご指摘をいただきましたが、思いがけず「おもしろい」との評を。


まー、よく調べてあります、とか、課題設定がよくできています、とかそういうコメントにはそぐわないわけで、「おもしろい」としかコメントしようがないんだろうなぁ。


でも、ひとつだけ、あたしの自信というか、勇気になったことがありました。
辛口なコメントを寄せる先生が
「曖昧なものを具体的に掘り下げているところがよかった」
とおっしゃってくださった。


混沌として曖昧だけど、ひとりずつが全然違うモティベーションを持っていて、それを大事にしようよという主張はおよそMBAらしくないし、何ゆるいこと言ってんの?と言われちゃうのも自覚している。
でも、あたしたちは一人ひとりがまったく違うってこと、大事にしていることも違うんだ。


それをどう論文という形式に落とし込むかってことが最大のテーマだったんだけど、なんとかクリアできたかな?(いや、まだ本番は残ってますが。)


誤解を恐れず言っちゃうと、あたし自身は、この論文の評価(成績表のAとかBとか)はどーでもいいって思っている。
論文を書いてきたプロセスが大事だってことではなくて、あたしが自分のアタマとコトバで書いた論文が(中原先生や上田先生にはおおいに感化されたけれど)、誰かの何かの気づきになれたとしたら、それでもう充分だし、そのことだけであたしは来年以降も学び続けられるような気がする。


審査会に向けて、いくつか論文とパワポを修正するけど、あたしはあたしのやりたいやり方でプレゼンしよう。それが2年間苦しみながらも楽しんだあたしの成果だって思うから。


合同授業が終わった後はまたまたお声をかけて召集してくださった方がいて、クラスメイトで中目黒で乾杯
ジェローラモさんの奥さまが経営されている手打ちパスタがおいしいイタリアンを予約してくださって、楽しいひととき。


お料理もおいしく、ボリュームもあって、そしてとってもコストパフォーマンスが高い!ちょっと駅からは離れているけどアットホームでステキなお店でした。
バジルのパスタが絶品でした
デザートのみかんのシャーベットも。オレンジじゃないの、みかん。甘くておいしかった~。


2次会は駅前に場所を移して、大衆ちっくな居酒屋へ。
授業の思い出や、●●さんはもっとスマートできっちり(課題をこなす)した人かと思っていたけど、違う~とか、喋りまくって気づけば終電間もないじゃん、って時間。
(今朝起きてまたまたびっくり、すっごい、むくんでる。今、パック中です。今日はこのあと歯医者、法事、ichiroさんと大忙しなのに。)


楽しかったです


大学院に行ってよかったな~って思うことが、フツウに生活していたら出会えない人たちと出会えたってこと。これはMBAホルダーになることや、知識が増えることよりも、何倍も貴重で価値のあることだ。
楽しく豊かな学生生活でした。


そう、そして、あたしのいちばんの関心事は「卒業式には袴で行くか?」
いちおー、1回目の女子大生卒業の時に袴着たけど、また着たい。
完全にコスプレだね



コメント
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