懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 開いた玄関

2017年10月17日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧作東町

茅葺民家の玄関が半開きのままである。
田舎の家は人がいれば鍵など掛けない。昼も夜も鍵を掛けない家もある。
半開きにしておくと野良犬や野良猫も入ってきて悪さをする。
私の家も開けてあったら蛇が二回入った事がある。隅に入ると追い出すのに苦労する。
玄関を開けておいて竹の棒で追い回したら勝手に逃げてくれたからよかった。
近所に気丈な奥さんがいて蛇が逃げる時に戸を力一杯閉めて挟み込んだ人がいた。蛇も骨折でダメージを
うけただろう。

私の家は猫を飼っていて外にださないので戸はすべて締めるめている。
田舎の人は地域に泥棒などいないが前提になっている。うちには盗る物がないが口癖だ。
私の住むところでも空き巣の被害は半年に6回程あるようだ。ほとんどが鍵を掛けていないところから侵入している。定職にもつかず高齢者への詐欺や泥棒で暮しているのがいる。外国人が250万人も働いている時代、窓に鉄格子のある国からすれば日本の民家は泥棒天国である
都市部のマンションなどは訪ねて行っても覗き窓から確認され鍵を開けて顔を見てチェーンをはずす。
用が済めばすぐに鍵とチェーンを掛ける。なんか不審者扱いされて嫌だ。

茅葺夏民家の玄関からそんな事を考えてみた。