懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,402 コスモスその2

2017年10月27日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 岡山県新見市

茅葺民家とコスモスの第二弾

新見市の岩石はほとんどが石灰岩である。
広島県の庄原市あたりまで石灰岩だ。
石灰岩だけは日本に沢山ある。セメントや製鉄、石膏ボードの建材に使われる。
これがあるおかげで高速道路もビルも建った。
戦前まではコンクリートが高く石垣などで基礎工事をしていた。
古い鉄道路線は石組みの鉄橋やトンネルものこっている。

セメントの製造を各国みてみると中国が断トツの一位、日本は韓国よりも少ない。
どの世界でも中国の製造量、販売、消費には圧倒される。世界の鉱物、食料を買いあさり圧倒的な量の物資を売りさばく中国は驚異である。巨額の富を得てやりたい放題である。中国30年の歴史といわれ程、いつも紛争のある国、国内が乱れ勢いを減衰してほしいものだ。  

石蟹駅と新見駅の間に小野田セメントの工場があった。石蟹駅から引き込み線もあった。
余り関心もなく一枚も写真を撮っていない。時代の変遷や産業構造の変化を記録するためにも撮って置くべきだった。

新見市に今も残る茅葺民家、カルスト台地にある集落は米は作れず畑作である。煙草や芋や野菜を作っていた。今は葡萄畑に替わっている。
ピオーネやシャインマスカットなど岡山を代表する葡萄の生産地になっている。
高齢化過疎化の農村に若い世代の農家をする人が住み着いている。