懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

私の昭和鉄道遺産 その47 佐土原の機関車

2017年10月18日 | 私の昭和鉄道遺産
撮影場所 宮崎県佐土原 日豊線佐土原駅

延岡市に住んでいた頃、延岡から仕事を終え夜間歩き通して宮崎まで歩るこうと思った。
延岡と宮崎は90kmある。
明け方になると眠さと疲れで仮眠しながら歩いた昼過ぎに佐土原まで来て力尽きた。宮崎までは20km以上残っていたであろう。

そんな苦い思い出のある佐土原である。
延岡と宮崎が90kmあるので蒸気機関車の給水や給炭のために機関区の役割ももっていた。
機関車はC57,C61,D51,C56が見られた。C57とC61の横並びが撮影できるのは今思えば贅沢である。

佐土原(さどわら)は九州では珍しく原をばると読まない。
福岡から鹿児島まで駅名は原の付くところはバルと読む。
人の名前も中原さんはナカバルとよむ。そのまんま東氏の本名は東国原ヒガシコクバルである。佐土原の近くの空軍基地は新田原ニュウタバルという。
熊本の西南戦争の田原坂は普通の人はタハラ坂とよむだろう。

沖縄もバルとよむので沖縄かの影響があるのか
原をバルというところや豚足を食べる文化は九州統一だなあ。
九州は言葉にしても共和国でないかとさえ思う。