懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  兵庫県旧南丹町の民家

2016年12月06日 | 茅葺き民家
国道372号線沿いには茅葺民家が残っていた。
この国道は姫路から京都につながっている。
阪神淡路大震災の時は阪神地区の高速、国道が壊滅的な被害にあい物資や応援隊の輸送や日常の物資の流通にこの国道が使われた。
鉄道も播但線から山陰線経由で運ばれた。

岡山から一般道でこの国道を使い京都まで行った事がある。
南丹町は旧国名では丹波の国である。
今の時代はどこの都市に全国チェーンのスーパーがあり電気製品の店や今コンビニやレストランがある。画一的になってきた。人間の心理はおかしいものだ田舎から少し町に入りこんな店にであうと安心感がでる。

それでも田舎の風景の中に丹波地方を探そうとする。昭和40年代のモノクロ写真や茅葺民家の絵を思い浮かべてそれを探すのである。
平成になって28年もなってそんなのを探しても大したのが見つからないのに探そうとする自分がいる。

国道372号線沿いに2軒茅葺があった。ここは団地に開発されて売り出され現在は新しい家が並ぶ。
20年も時間が経過すると風景も変わる。