池上彰の行動経済学❸
❸イントロダクションそもそも行動経済学とは何か?❸さまざまなビジネスシーンでも使える!
『働く君に伝えたい「本物の教養」池上彰の行動経済学入門』池上彰監修 Gakken「行動経済学の基礎のき」「どうすれば経済が理解できるのか?」基礎のきから池上解説Ⓒ池上彰(監修)Ⓒ学研
そもそも行動経済学とはなにか?
❸さまざまなビジネスシーンで使える!
経済は「感情」で動いている! しばしば非合理的なことやムダなことをするのが私たち人間です。
心の動き方というものを重視して、経済の動きを読み解こうとするのが行動経済学です。
人間の感情もまた経済と言う生き物を動かしているものなのです。
お金に関する「心の動き」がわかる!
お金や経済活動に関しての「心の動き」の意思決定のプロセスを解き明かそうとするのが行動経済学の主眼のひとつです。
意志決定で経済活動を分析することからも、行動経済学が注目を集めています。
売れる仕組みを追求するマーケティングは行動経済学の実践です。
また、商品の企画も行動経済学を追求するものです。
「皆がやっているからわたしも(俺も)やってみよう」「この店には行列が出来ているから美味しいに違いない。わたしも(俺も)並ぼう」(同調効果・バンドワゴン効果)
マネジメントの現場も行動経済学の実践の場です。どうすれば部下は動き、利益を追求できるのか?
次回『❹そもそも行動経済学とはなにか?行動を変え、自分をも変えることができる』
2023年6月16日 長尾景虎 臥竜